惜しかった。PKはその昔、W杯でバッジオでさえ外したことがあるのだから、それを責めるのは違う。それよりも、最後まで戦う気持ちを出してゴールに迫るU20代表を讃えます。
スタッツ以上に試合の主導権をコロンビアに取られていました。日本よりFIFAランキングが上のA代表にも選ばれる選手がいる相手に、A代表の候補者さえいないU20ニッポンとの差は感じます。海外組もトップチームで試合に出ているわけではないし、J1でレギュラークラスなのも松木に山根くらい。すでにそこから差があります。J2でも、レギュラーで試合に出ている佐野は良かったのを見てもやはり、コンスタントに真剣勝負の試合に出ることがこの世代の成長には大事と感じます。チェイスアンリもポテンシャルが高いことは感じますが、ポジショニングだったりではトップレベルの試合でしか経験が積めないことを感じます。
サッカー選手である以上、ヨーロッパでのプレーを夢見るのは当然だしその気持ちは大事ですが、この世代はまずは出場機会があるチームで、実戦を通じた成長が必要です。協会としてもそれをバックアップする、レンタルでも出場機会を作って代表強化につなげて欲しいと感じた一戦でした。
この先は1試合でも多く国際試合を経験することでの成長を期待するばかりです。
