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レッズ観戦記 20230807 vs Fマリノス

勝てなかった。でも、ナイスゲームでした。

天皇杯、名古屋戦での不甲斐ない戦い方、その後の後味の悪い騒動を忘れさせてくれるような戦いを見せてくれました。マリノス相手に、積極的なプレスでボールを奪取、右サイドの酒井、大久保で崩してチャンスメークというシーンが何度も何度も。守ってもカウンターの大ピンチもマリウスのスーパーカバー、アディショナルタイムの西川のファンブルからのスーパーセーブと気持ちがこもったプレーの連続。ゴールネットを揺らすことができなかったのは、リーグ優勝を目指すには痛すぎる結果ではありますが、観戦満足度は高い内容でした。ホイッスル直前のハンドにも見えたシーンでVARレビューもなしに試合終了は審判へのブーイングが出るのも当然です。ブーイングだけで暴れないなら、サポーターの抗議を示しているだけなので、サッカーでは良しです。

注目の中島が早くも登場。代表時代の相手を切り裂くようなプレーが期待ですが、まだゲーム感が戻っていないことがありあり。残念ながら片りんを感じるまでには至りませんでした。そして、ベルギー移籍が決まった彩艶。浦和どころか日本も超えて、世界を代表するGKへの成長の一歩です。次に埼玉スタジアムでプレーを見るのは代表GKとしてだと思って送りだしましょう。

夏の移籍ウィンドウで何人かの選手入れ替えがありました。

OUT: 彩艶、モーベルグ、犬飼、松崎

IN: 中島、安部、宮本、エカニットパンヤ

今のレッズで出場機会が限定される選手は、選手のキャリアの為に移籍はいいことです。彩艶はまずはパリ五輪代表の為にも出場機会です。モーベルグの左足からの強烈なキックが武器として無くなるのは残念ですが、今のチームでは出場機会が限定されていたので仕方がありません。犬飼・松崎も出場機会はカップ戦で、後半はカップ戦も天皇杯は終わってしまったし、ルヴァンもタイトルのためにはターンオーバーという試合ではなくなってくるので仕方のない選択です。

中島、安部は代表入りするころのキレが戻ってくればJリーグの優勝争いだけでなくACL、クラブW杯で世界と戦うための戦力になります。問題は、あの頃のプレーがいつできるようになるのかです。マリノス戦の中島の動きを見る限りでは、少し時間がかかりそうです。安部も時間をかけて練習試合もこなしていく必要はあるでしょう。宮本は、右サイドバックのバックアップに不安がある中で酒井が休む時の守備面だけでも代わりになってもらえればという期待。エカニットパンヤは見てみないとJで通用するのかもわかりませんが、未だ合流前で、かつ、2列目から前の選手層は厚いのでチームへのフィットに時間をかけていくのがいいと思います。

マリノス戦の戦い方ができて、新戦力がフィットしてくればまだまだ強くなる可能性を感じます。ここからの追い上げを楽しみに応援を続けます。

 

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