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レッズ観戦記 2023 10/11, 10/15 ルヴァン準決勝vs F.マリノス

見事な試合での決勝進出。マリノスとは今年4度目の試合でしたが、シーズン序盤のリーグ戦で完敗したのを除く残りの3試合は互角以上の試合運びでレッズの良さを出せた見ごたえのある試合でした。

準決勝第一戦はスタジアム観戦。平日のアウェイで観客席が少し寂しい試合でしたが、互角の試合内容。荻原の不運なハンドでPKを与えて1点を失いましたが、DFラインの裏を何度も取る試合展開で、第二戦で逆転できるだろうという期待でした。そのことよりも早川の負傷と、酒井のイエロー2枚が第二戦への不安でした。マリノスは、80分過ぎから時間稼ぎをするようなプレーがありましたが、第二戦の90分との合計で決まるので意味がありません。レッズサポはそれが分かっているので、タイムアップのホイッスル後も、むしろ第二戦に向けての応援でした。

そして第二戦。若さの回復力で早川はスタメン。右SBは意表をついた関根の起用。この采配が大当たり。早川はケガしていたとは思えない軽快な動きで幻のゴールと同点弾になるPK奪取。関根は、激しい上下動でエウベルを封じただけでなく、右サイドを支配。荻原への大きなサイドチェンジも使ってマリノスディフェンスを翻弄。レッズ有利の試合運びの立役者でした。そして第一戦のハンドをバネに、幻も含む得点シーン全てに絡んでいた荻原。両サイドバックが同時に上がっても、CB+岩尾で最終ラインは固く、安居・小泉・高橋のハイプレスで攻めの形を作らせずで見事な試合となりました。

ケガから復帰して交代出場の大久保も、持ち味を発揮する動きで完全復活の印象。リーグ戦での猛追劇に選手層の厚みが増すのはうれしい限りです。ACLで戦列デビューのエカニットも期待できそうだし、秋本、中島が復帰してくれればリーグ終盤の過密日程も戦えそうです。

それにしても、J1トップチームには日程が厳しすぎ。リーグ、ルヴァン、天皇杯ACLと連戦が続くことがケガ人続出の原因ではないでしょうか。来年からはJ1は20チームに増えて、ますます日程が厳しくなります。秋春制移行議論と合わせて、J1のチーム数は削減してはどうでしょうか。J2も削減して、J3は東西の2つに分ける、あるいは更なる加盟クラブ増も見込んでJ4を作ってもいいと思います。試合開催可能期間を8ヶ月、38週間。20チームのリーグだと、リーグ戦だけで38試合。これにルヴァン、天皇杯ACLとなると上位チームの試合数は50を簡単に超えてしまいます。週中の試合が月に2回あって当たり前になってしまいます。今年のレッズはクラブW杯までで年間57-59試合。(リーグ34、天皇杯3、ルヴァン11、ACL8、クラブW杯1-3)天皇杯はあっさり敗退してもこの試合数。来年はJ1が2チーム増えるので自動的に+4。天皇杯に出られないので不幸にして試合数は増えそうにないですが。ACLカップ戦で勝ち上がっても試合数は60を超えない程度になるようにするにはリーグ戦の試合数を減らすしかないのでは。

 

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