TAK_610が語る

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レッズ観戦記20240412 vsレイソル

悪いヘグモレッズを露呈。サガン戦でのいい戦い方を忘れてしまいました。

ヘグモの4-3-3が機能するのは中盤の3枚が状況に応じたポジショニングで相手マークをずらして守備陣形にスキを作った時。サガン戦は敦樹と岩尾の動きでそれができたのに、岩尾がいなくなっただけでその動きがなくなっとしまいました。佳穂はリカ時代にはボールをさばきにボランチのポジションに下がって、そこからゴール前に走り込んで行くプレーをよくしていたのだから、それをすればいい。敦樹はボランチで守りを固めて攻めの場面で一気に上がって行くのが良さなのだから、そういう形を意識して駆け上がるタイミングを図ればいい。この2人が前目に構えてしまって、グスタフソンをマークされて、パスコースを切られて攻めの形が作れないまま90分が終わった。そんなゲームでした。

中盤でゲームメークできず、ウィングにロングボールでつなごうとするのをカットされてカウンターをくう。サイドバックはオーバーラップするタイミングを失い、守備に追われるばかり。1対1の球際も勝てず井原の術中にハマった感じ。

課題は明確で、それに対応できる選手がいるのに同じ間違いを繰り返すのは監督、コーチ、スタッフの責任ではないのか。ヘグモ監督の指向するサッカーがレッズの目指す形だとしても、主導権を取りきれるほどのチーム力差がないのだから、試合ごとに戦術修正をして、選手の動き方も指示できるきめ細かさが必要。そこがチーム力の差が明らかな欧州のリーグとは違うところで、それができるチーム体制になっていないことが問題。試合途中で4-3-3から4-2-3-1、4-4-2と戦術変更は試みているので、わかっているのだとは思うが。