TAK_610が語る

サッカー、旅、食べ物、モノなどなど、いろいろ語ります

レッズ観戦記/新体制発表

いよいよ2024シーズン始動。ヘグモ新監督の会見でどうチームが変わるのかますます楽しみになりました。

フォーメーションは4-3-3となるのはミシャの3バックを4バックにして以来の大変化です。

CFはゴールを狙う動きとウィングにチャンスメークする2つの動きが求められます。ユンカーを手放した理由はこれでしょう。興梠のプレースタイルですが、年齢的にフルシーズンはきつそうなので新FWチアゴサンタナに期待すると共に高橋の成長を望みます。リンセンはウィングに回るのでしょうか。

WGはよりゴールに直結する動きが求められそうです。ソルバッケンは正にそのタイプの様ですし、復帰する松尾の得意とするスタイルでしょう。中島も代表でキレキレだったのはサイドだったので、このポジションが主戦場になるでしょうか。一方で昨シーズン中盤のサイドでチャンスメークをしてきた大久保、関根にはもっと思い切ったゴールに向かうプレーをしなければということになりそうです。渡邊凌磨、前田直輝はこのポジションを意識しているのでしょうか。エカニット、早川、安部もいるので、競争が激しいポジションになりそうです。

インサイドハーフはゴールにつながるプレー、CFをフォローして攻撃に厚みを持たせて、さらに前線からの守備とマルチな動きが求められます。攻撃も守備もできる。敦樹、佳穂、安井、復帰の武田が想定されているでしょうか。中島はこのポジションもありですが、守備タスクも求められるので一列前がいいかと。早川、渡邊も適応できそうで競争は激しそう。

アンカーはゲームメークとリスクマネージメントの難しいタスクが求められます。新加入のグスタフソンはヘグモ新監督に求められる役割を果たしてきている選手なので、チームメートとのコミュニケーションさえできるようになればでしょう。岩尾がバックアップでしょうが、守備で広範囲をカバーするのがどうか。試合の中で敦樹、安井がここに下りてくるが現実的でしょうか。堀内にはまだ荷が重そうな役割。ルヴァンのホームグロウンの縛りで早川との絡みで起用をポジションも含めてでしょうか。

不安は左サイドバック。荻原の海外レンタルが決まり、秋本もとなるとウガの復帰はこの穴埋め。大畑もいるので大きな問題にはならないかと。荻原と秋本は海外でもう一段成長して代表で人材難な左SBに名乗りをあげてもらうのを期待します。

最終ラインはストロングポイントが維持されています。犬飼、岩波、知念が移籍しても、佐藤、井上としっかり補強。右サイドも石原を補強して酒井はコンディションを見ながら起用することができます。攻撃的ポジションに比べて選手層が薄く見えますが、最終ラインは固まっていて、改めてテスト、確認は必要ないという判断なのでしょう。GKは案じる必要もないかと。西川の年齢的な衰えがなければです。

ウィークポイントだった得点力解消の為の戦術変更と新監督起用には期待感満載です。しかし、やはり攻撃的なチーム作りをして守備が崩壊した時もあったので、そこのバランスは気になります。

新ユニもカッコいいし、今年のレッズは今まで以上に楽しみです。