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代表観戦記 20221201 W杯vsスペイン

歓喜歓喜歓喜

スペイン相手に勝利をもぎ取り決勝トーナメント進出。森保の3バック戦術はW杯まで隠されていた秘策でした。ドイツもスペインも3バックの分析データがないので、対策を練られず、完全に崩されることがなく、3試合とも1失点に抑えたことが第一の勝因でしょう。

そして、思い切った交代戦術。交代で入った三苫と堂安への対応が曖昧なうちに、一気に攻め込んでの2得点。前半は低く構えていた両サイドウィングバックが高い位置を取ったこともあり、特に堂安へのマーク、チェックが緩くなって、チャンスができました。日本が攻勢に出られたのは、後半開始からの10分間だけ。その10分で逆転なので、交代直後の隙をついた見事な作戦でした。

18%のポゼッションでの勝利はW杯史上、最も低いポゼッション率での勝利らしいですが、基本は耐えて耐えて守り切った勝利。それでも勝ちは勝ちです。いつの日か、がっぷり4つに組んで勝てる日が来るのを期待したいと思いますが、今は、弱者の戦略で勝ちを狙いにいくしかありません。

次はクロアチア戦。クロアチアに勝てば次はブラジル、その次はアルゼンチン、そして決勝となりますが、まずは、目の前のクロアチア戦をどう戦うのかです。モドリッチが健在のクロアチアの基本のフォーメーションは4-3-3。スペインと同じ並び方です。従い、スペイン戦同様、3バック(実質5バック)でのスタートでまずは守りからという戦術になるでしょう。

GK 権田

3バック 富安、吉田、谷口

ウィングバック 右 伊東 左 相馬

ボランチ 遠藤、田中

トップ下 久保、南野

1トップ 浅野

板倉が出場停止、酒井の回復は不明、鎌田は3戦出場で疲労の色が見えるので、先発からは外して考えました。後半、スイッチを入れる時の三苫と堂安は効果的なので、この二人はスーパーサブ。前半を耐えきって、後半勝負。クロアチアはメンバーが固定的なので、疲労の蓄積で後半スローダウンを予想。37歳のモドリッチに4戦目は相当きついと思われるので、疲労の色が見えてきた時がチャンスです。

もう一度歓喜を。そしてまだ見ぬ8強へ。

 

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