ドーハはやはり鬼門なのか。まさかの敗戦。
敗因は幾つか考えられるますが、サッカーは強ければ勝てるわけではないが2戦連続しただけのこと。なので、スペイン戦でも勝てる可能性はあると信じましょう。
戦術的な分析としては、4-5-1でスタートしながら3バックに変えたことで相馬が低めにポジションを取ってしまい左サイドからの崩しがなくなったこと。上田をワントップ起用しながらポストプレーを狙うパスをほとんど出さなかったこと。低く構えるコスタリカDFの裏のスペースもなく、裏抜けを狙うスルーパスもなかったこと。コスタリカの5バックにスペースを埋められサイド攻撃のスペースがあまり作れなかったこと。コスタリカのスピードに合わせたプレーとなり、DFブロックをきっちり作る余裕を与えていたこと。まとめれば戦術的狙いがはっきりしていなかったにつきます。
勝たなければならなくなったスペイン戦。しかし、狙って勝てる相手ではなく、守りを固めてカウンター狙いが妥当な戦術。5-3-2のフォーメーションでチャンスをうかがうことを提案します。
GK シュミットダニエル: 心機一転敢えての交代
DF 酒井、板倉、吉田、冨安、長友
トップ下 久保
2トップ 前田、伊東
守備重視でのメンバー起用。スペインでも通用している久保を調子が上がらない鎌田に変えてトップ下に起用して、一発での局面打開を期待。走れる2トップでハイプレスとカウンター一発狙い。
酒井、冨安、遠藤航に別メニュー報道があり心配ですが、試合には間に合う前提でのチョイス。後半、得点が必要になれば、
前田→浅野、長友→三苫と変えて、4-5-1にフォーメーションチェンジ。左サイドバックへは冨安がスライド。守りを固める時は久保→田中でボランチ3枚にしてスペースを徹底的に埋めにいく。FWは前田→浅野、伊東→鎌田と縦並びに変えて鎌田がボールキープして時間を使う戦術も想定。
まだ見ぬ8強に向かってガンバれニッポン