TAK_610が語る

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代表観戦記 20220923 vs USA

W杯まで残り3戦。本戦に向けた最終チェックです。

まずは戦術ですが、森保ジャパンの原点、4-2-3-1に戻しましたがこれは大迫不在でボールを収めるポイントをトップ下に作る必要からだと見ました。その役割に鎌田がはまるからです。ただ、鎌田の攻撃時のポジショニングによってはボールを失った時に守備プレスがハマらずに一気に押し込まれる場面が何度もあり、守備面では不安が残る戦術でした。

1トップは前田、町野が試されましたが、囮役での貢献しか見られず、特に町野は欧州組の動きに合わせられずに終始して、消えてしまっていました。次は古橋で機能するかしっかり見極めてもらいたいと思います。

両サイドはスピードで突破する伊東と逆サイドでボールコントロールする久保の組み合わせも良かったし、ドリブルで崩す三苫と逆サイドにはって中に絞る堂安の組み合わせも噛み合っていました。

遠藤航、守田のボランチの安定感は抜群。

DFでは右サイドバックの酒井のコンディションにやや不安がありますが冨安のバックアップが機能して、伊藤洋が代わりのCBで遜色ないプレーができていたのも好材料。左サイドの中山は攻撃時の迫力が物足りないものの、及第点でしょうか。

面白かったのは試合を締める為の原口元気。5バックの右大外なんて役割ができるとはサッカーインテリジェンスでまだ成長中。レッズの元気では考えられないユーティリティ性でした。

GKはアメリカがチャンスで外しまくっていたので活躍する場面もなく、評価も難しいところ。権田もシュミットダニエルもマイナスは無かったということです。

次のエクアドル戦は古橋1トップと、4-3-3のゼロトップを試して欲しいと思います。本戦のドイツ/スペイン戦は守備強度を上げる4-3-3での戦いを想定したテストマッチにしてもらいたいと思います。

【日本2-0アメリカ|採点&寸評】鎌田、三笘ら役者がそれぞれ存在感。中でも中盤で輝きを放ったのは… | サッカーダイジェストWeb