アジアへの道がつながりました。
そして、いつもの埼玉スタジアムにまた一歩近づくことができました。3万人オーバーのスタジアムで、ゴール裏のコレオ。そして「REDS GO TO ASIA」のメッセージ。後はチャントが歌えればですが、これは、来シーズンの楽しみにして、もうしばらくは感染防止優先です。
試合では、セレッソは大久保を先発起用。本当に、引退なのかというプレーもですが、声を張り上げて見方を鼓舞していたのは、引退が決まっていても気持ちが切れない大久保らしさ全開でした。レッズも、退団が決まっている宇賀神がいつもの左サイドバックで先発。秋本との左サイドの連携でセレッソのストロングポイントのサイド攻撃を抑え込み、更には先制点までゲット。これにはスタジアムも大盛り上がりです。戦力としては、契約満了にする理由がわからないプレーぶり。経営上、年俸の高いベテランが犠牲になったということだと思いますが、最後までレッズの勝利に全力で戦う姿は感動ものでした。
そして、小泉のダメ押しゴール。セレッソが前掛かりになった隙とは言え、ディフェンスを3枚かわして、最後のフェイントでキーパーも重心を動かした逆をつくシュートは見事としか言いようがありません。
次は、泣いても笑っても、今年最後の試合。勝てば、ACL。相手は予想を覆すJ2降格のトリニータですが、リーグは1勝1敗と油断はできません。国立は地の利はレッズにあり、スタンドは赤く染められそうなので、その力を後押しに。現役最後の試合になる阿部をせめてベンチに入れて、士気を高めて戦ってほしいと思います。
2022年は、ACLに出て、埼玉スタジアムでサポーターが声も出して一緒に戦う日常をお取り戻したい。そのためにも、あと1勝。
