TAK_610が語る

サッカー、旅、食べ物、モノなどなど、いろいろ語ります

レッズ観戦記 20220430 ACL vs 山東泰山

無事決勝ラウンド進出。首位通過とならなかったのは残念でしたが、チームの総合力が発揮できたいい予選ラウンドでした。

レッズのことをどうこうという前に、ACLがこれでいいのかと思いました。中国チームがコロナ禍の特殊事情とは言え、あまりに酷い。中国サッカーリーグは各チームのスポンサー企業の業況で海外籍選手の退団も相次いでいます。レッズから移籍したレオナルドも、ラファエルシルバも退団していて、仮にトップチームで来ていてもどうだったのかという状況。東南アジア勢が力をつけてきていますが、Jリーグ勢は大量得点できているのを見るとJとKリーグとのレベル差はまだまだ相当あります。もう少し出場チームのレベルを揃えるために、予選ラウンドは4ブロック16チームで十分じゃないかと思います。色々な国のリーグにチャンスを与えるためには予備予選を幅広く実施したらいいのではとも思います。

予選ラウンド最終節は、出場時間の短かった選手のチェックと、功労をねぎらう余裕のある試合でした。相手が相手ではありましたが、今シーズン初出場で90分プレーした工藤は安定したプレーで将来に期待を持てる内容だったと思います。長短のパスがレギュラークラスと比べるとまだなのかなとは見えましたが、伸びしろもある年齢なのでここを伸ばせればというところです。

木原も結果は残せませんでしたが裏に抜ける動きにはセンスを感じました。このプレースタイルは周りとの呼吸もあるので、実戦経験をどれだけつめるのかというところです。牲川はほとんどプレーに関与できず評価のしようもありません。先発で起用してもよかったのではと思うのですが、なんででしょう。

この試合の収穫は知念のゴール嗅覚。槇野のように、DFWとして、セットプレー時、そして、いざという時に前線で得点を狙うプレーを期待できそうです。そして、先制点の安居。タイミングよく前線に駆け上がり思い切ったミドルも撃てるのは武器になります。日本代表の田中碧のようなプレーができるようになるのではと期待を持たせてくれました。松尾は、ガラスのエース、ユンカーの負傷離脱で、代わりにしばらくCF起用するテストをされているような起用でした。そして、見事にその期待に応えていました。

ユンカー、大畑の負傷離脱は残念。このACLで負傷してしまうのはもったいないと言わざるを得ません。逆にACLで選手層の厚さは確認できたし、実戦での連携アップにもなたので不在中もチームパフォーマンスを大きく落とすことはないと思いますが、早い復帰を期待したいと思います。

Jリーグでは、この勢いで巻き返しに期待したいと思います。ACLはいい実戦練習になってゴール感覚も思い出せたように見えるので、来年もアジアで戦えるように、そして3年計画の公約であるリーグ優勝を実現するのを期待して応援します。

 

youtu.be