PCR検査の不備で入国が遅れたジャマイカ代表の代わりに急遽U-24とのテストマッチ。
スポーツ国際大会の特例での入国にもかかわらず、書類の不備で簡単に入国できないというのは、来月のオリンピックでも同じように、入国が遅れる選手が続出してしまうように思います。本当に、無事にオリンピックが開催できるのか不安に思う出来事でした。
試合は、U-24は可哀そうでした。急遽のマッチメークで事前準備不足は明らか。ボーダーライン上の一緒に試合をしたことが少ない選手どうしでメンバーを組めば、連携が取れないのも仕方がありません。それでなくても、球際で強く行きにくいテストマッチで、先輩ばかりのA代表相手にU-24はやはり遠慮もあったように見えました。そうした隙を逃さないA代表を褒めるべきかもしれませんが。
この試合内容で、最終選考をされてしまう選手には同情もしますが、これも与えられたチャンスであり、残るべきは、ここでもしっかりアピールできる選手なんだと思います。ゲームを落ち着かせて流れを変える存在感を見せたOAの遠藤航はやはり別格でした。
U-24選手には次のガーナ戦、ジャマイカ戦が残されたアピールチャンス。OAの3人との組み合わせの最適解がとうなるのか、要注目です。
