チームの完成度、熟成度の差をまざまざと見せつけられた試合。毎年のように監督が変わり、チームスタイル、戦術が変わっているのだから仕方もない。問題は、どれだけ待てば、マリノス並みに完成度が上がるのか、それまでチーム・サポーターが我慢できるのかでしょう。
マリノスとの大きな違いは、ボールの動かし方。マリノスはバックパスが少なく、ボールも選手も止まらずに動いている。サポートの選手が動いて、あらかじめパスコースが決まっていたかのように見える。ボールを止めてパスコースを探すようなプレーがほとんどない。これがチームの完成度というものなのでしょう。
また、スピードのある相手に対してのディフェンスの脆さも露呈。前田大然の動きにディフェンスがついていけない。足の速さの違いはどうにもならないので、どう守るのかはチームディフェンスとしての課題です。
それでも去年の日産スタジアムで6点取られた時よりは、まだ可能性は感じられる試合にはなっていたので、チームとして改善傾向にあると前向きに見たいと思います。
水曜日はミシャとの対戦。札幌もチームは熟成しています。しかも、ガンバとの試合が中止になって体力は温存されています。厳しい展開になる悪い予感もしますが、リカ将はどんな対策をして臨んでくるのか。期待したいと思います。
【J1採点&寸評】横浜3-0浦和|仲川、M・ジュニオールらオフェンス陣に高評価!! MOMの前田の採点は… | サッカーダイジェストWeb