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レッズ観戦記 20211120 vsFマリノス

気持ちと戦術で勝ち取った勝点3。アジアへ向けて大きな勝利。前のブログで間違っていましたが、天皇杯を川崎が取れば、リーグ4位に出場権が回ってくる。3位は厳しくなりましたが、4位は名古屋との最終節直接対決もあるので、まだ可能性はあります。

マリノス戦からフラッグが許可され、ゴール裏は久しぶりに見る光景。歓喜でたくさんの旗が振られる埼玉スタジアムの光景がまた一つ戻ってきました。まだ、チャントは歌えませんが、2万人オーバーの拍手は、十分にプレッシャーを与えられます。

試合はアジアへ向けた気持ちがこもったナイスゲーム。チーム力ではさすがはリーグ2位マリノスのチーム完成度が少し高く見えましたが、リカ将はきっちり対策を練ってきました。きっちり守備をしてのカウンター狙い。スピードのある田中、大久保を起用してDFラインの裏を狙い、伊藤、関根をインサイドハーフのようなポジションで早めのチェック。ビルドアップはこの日は忘れて、西川から、岩波から、平野からロングフィードでの裏狙いを基本。守ってはマリノスの3トップにスペースを与えず、ストロングポイントを消すことで、ポゼッションは圧倒的にマリノスでも、クリティカルなシーンはほとんど無し。前田を抑え込んだショルツのポジション取り、チェックのタイミングは絶妙でした。

1G1Aの伊藤がMOMは妥当ですが、ショルツもそれに匹敵するプレーでした。

問題はロングフィードのターゲットになる選手がいないこと。西川のロングキックはターゲットが定まらないクリアのようになることも多く、酒井投入後は、ほぼ100%酒井狙いに。平野の出しどころを探しているうちにプレッシャーをかけられてしまうのも、この形がマリノス対策の急造だったことを思わせられます。

リーグは残り2節。アジアに向けて負けられない戦いが最後まで続きます。そして締めくくりは天皇杯。阿部、槇野、宇賀神、この10年レッズを支えてくれた功労者を送り出す花道として、今年残されたタイトルを取って、アジア行き切符をつかんで送り出してほしいと思います。

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f:id:TAK_610:20211121123356j:image槇野、宇賀神いなくなるなんて寂しい
f:id:TAK_610:20211121123358j:image殊勲の伊藤敦