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代表観戦記 20240203 アジア杯vsイラン

完敗。日本の弱点を曝け出してしまった試合。

肉弾戦とロングボールの組み合わせに弱いのは昔から。ハイプレスで効果的なロングボールを蹴らせないようにして弱点をカバーするのが基本であったはずが全く機能せず。左サイドの前田のチェースは効果的だったこと、前半は堂安のプレスも効いていたので、体力的な問題だったのでしょうか。

となれば、ベンチワークに問題あり。後半の堂安は明らかに疲れが見えていたし、久保も精彩に欠けていたし、板倉は動き出しの遅さが前半から見えていたので交代カードは選手コンディションを考慮すべきだったかと。また、ハイプレスがはまらない状況でロングボールに対抗するには守備ラインを固めてスペースを埋めることでも良かったはずで5バックにしてカウンター狙いに後半から戦術変更することもできたのではないかと。

週刊誌記事もあって、選手も監督も試合に集中できていなかった、チームの一体感が失われていたというのもありそうです。

手痛い敗戦でしたが、過信は勘違いだったことに気づけました。まだ、日本はそこまで強くなったわけではないと、W杯に向けて気持ちを引き締め直すきっかけにもなります。本当に強い日本代表になるためのいい薬だったねと言える大会と将来言えるようであってほしいと思います。

 

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