TAK_610が語る

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レッズ観戦記 20230326 ルヴァンvsエスパルス

チームの完成度アップがこのゲームでの監督の目的でした。カップ戦でリーグ戦との違いはキーパー牲川、DF岩波、左SB荻原、FWリンセンと4人のみ。牲川こそ初出場だが、あとの3人は見慣れた顔ぶれ。固定したメンバーで戦術熟成を図ることがACL決勝に向けた優先課題としているようです。

攻撃陣の決定力が課題であることが改めて浮き彫りに。前半は一方的な展開であったにも関わらずリンセンの1ゴールだけ。荻原、小泉で左サイドを崩して、ゴール前にボールは入る。関根がいいシュートは打つ。でも、決まったのはリンセンのあたりそこねのシュートだけ。

後半半ばからはプレス強度が落ちて、ポール奪取が段々とできなくなりいくつもピンチ。ハイプレスに失敗して、守備陣系が崩れたところに出てきたボールをコロリの強烈なシュートで失点。その後もプレスはハマらず牲川のファインセーブが無ければ負け試合になっていた内容。ハイプレスがキツくなった時には守備ブロックをしっかり作るように切り替えることも必要かと。牲川はU22でファインセーブ連発の彩艶と競うかのような見事なプレー。キーパーの層の厚さは日本一です。

終了直前の興梠のきれいなループシュートにならなかったシュートは試合感の欠如か?キーパーと1対1になって交わしてゴールに流し込むワザを持っているのだから。

プレス強度が保てる間の戦術浸透は進んでいるものの、フィニッシュに課題が残っていることと、試合終盤のプレス強度が落ちた時の守り方の課題が、エスパルス相手でも浮き彫りになったことが残念ながらこの試合の収穫。このまま固定的なメンバーのやり繰りで課題修正が図れるならいいのですが、決定力だけは熟成でどうなるものでもないような…

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