3連勝!
前節からの先発変更はモーベルグから関根のみでほぼ固定。ようやく連携がよくなってきました。ハイプレスも、開幕当初のやたらと前線から追い回すというよりは、前線ではパスコースを限定しつつ、中盤でボール奪取を狙おう程度の強度で、選手間の距離が程よく保てていいバランスになりました。
前節までとの違いは、佳穂が左サイド寄り、大久保が基本は中央でプレー。これによって大久保のドリブルの仕掛けと、興梠のポストと仕掛けのパターンが増え、佳穂がパスで崩す狙いも作れていました。
結果は両サイドバックが1点ずつというあまり見たことがない結果での勝利でしたが、サイドバックがゴール前に侵入する攻撃の形が機能してきた結果です。秋本のボレーシュートは思いっきりの良さでらしいシュートでした。これが秋本の良さです。
まだまだ不安は、FWの得点がないこと。興梠は時間の問題だと思いますが、リンセンは呼吸があっていないのか、戦術とプレースタイルがマッチしないのか、匂いがしてきません。新加入のホセカンテはどういうスタイルなのかも早くチェックしたいと思います。
新潟では伊藤涼太郎とトーマスが活躍しているのをうれしく感じました。レッズではなかな出番が回って来ませんでしたが、出ればいい動きをしていたし、アルビレックスで見事に開花していました。放出してもったいなかったと思う反面、ベンチ要員で埋もれさせなくてよかったという思いも。
ACL決勝まで1か月と少し。スコルジャスタイルをそこまでに確立させておく必要があり、これからの試合はそこが大事です。メンバーを固定化しているのも、そこまではこのメンバー中心にチームを熟成させたいということでしょうか。
次は代表ウィークのルヴァン。ホセカンテの実戦チェック、控え組の試合勘獲得にと有効に利用してほしいものです。