TAK_610が語る

サッカー、旅、食べ物、モノなどなど、いろいろ語ります

代表観戦記/20240101 vsタイ

元旦はサッカー観戦が久しぶりに、代表戦で復活。その楽しみに水を指す、能登の大地震。被災地の方々にはお見舞い申し上げると共に1日も早い復旧をお祈りします。高校サッカーでの星稜、富山第一への他校からの応援、対戦チーム応援団のリスペクトはサッカーファミリーの素晴らしさを早速見せてくれました。

タイ戦は、代表常連メンバーと、予備軍との差が歴然となった試合でした。前半の予備軍チームは、連係面でチームになりきれていないハンディを差し引いても物足りなすぎでした。圧倒的なポゼッションなのに、引いて固める守備を崩す工夫がなく丁寧にボールを回すばかり。ダイレクトプレーやロングシュートを織り交ぜないと簡単には崩せません。

後半、堂安と中村敬に変えただけでまるでチームが変わりました。タイのスタミナの問題もあったでしょうが、早く思い切りのいいボールの動かし方にタイDFは対応できないままでした。ブロックを固められても、ボールを早く動かすことでDFのスキが作れるという教科書のような結果。この結果を見れば、アジア杯に新たなメンバーが入り込む余地はありませんでした。

プレーも良く、結果も出した田中碧のメンバー外は1月の移籍が視野に入ったので、代表活動より優先させるということでしょう。他にもそれが理由で外れた選手がいそうです。移籍の渦中で、欧州主要リーグがシーズン真っ盛りにアジア杯を開催する日程がどうなのかと。ユーロ2024と同じ時期の開催なら、こういう配慮はいりません。中東開催で、6-7月はサッカーには厳しい環境だからということでしょうが。AFCの資金源がオイルマネーで中東に配慮するからおきる問題です。

ニッポン代表の活躍はニッポンに、被災地に勇気を与えてくれます。アジア杯での活躍に期待しています。