勝たなければいけない試合で勝っただけ。
本当に最終予選なのかと思うくらいの実力差。それでもチャンスが作れない。ワンパターンのサイド攻撃ばかり。唯一の得点は伊東のクロスに大迫が合わせたものなので、愚直なサイド攻撃が実ったということになるものの、大量得点が取れる相手だっただけに、1点しか取れなかったことが課題です。
問題は、攻撃のバリエーションがないこと。伊東からのクロスは、大きな武器ではありますが、これ一つで勝ち抜けるほど最終予選は甘くない。いい時の日本は、大迫のポストプレーに南野や堂安、久保が絡む展開なのに、この試合ではそういう場面がない。あの中国の守備相手にポスト役ができないようでは、大迫が攻撃の軸というのは不安。
左サイドバック問題も解決せず、トライもせずは最終予選だけでなく、本大会に向けても不安材料。浪人中の、ベテラン長友を超えられる選手がいつになっても現れないのは大問題。
4-2-3-1の基本戦術の熟成が進んでいると言えば聞こえはいいですが、これしかなく、いくつかのポジションでベテラン依存で替えが利かないのが問題。プランB、プランCの戦術バリエーションを広げて、次世代中心のチーム戦術の浸透もしないと厳しいという印象。五輪代表監督を兼任していた意味は、五輪代表をベースにしたチームに移行することを目指すのだとばかり思っていたのに時計の針を戻してどうするのでしょう。五輪を見て期待が高まっていただけに、最終予選のこの2戦はガッカリです。
それでも応援します。がんばれニッポン!
🎥HIGHLIGHTS🎥
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2021年9月7日
🏆アジア最終予選(Road to Qatar)
🇯🇵#SAMURAIBLUE 1-0 中国代表🇨🇳
📅2021年9月7日
🏟Khalifa International Stadium (Doha)
🔗https://t.co/VY2P3o7sjg#jfa #daihyo#新しい景色を2022