悔しさが残る試合。本気のオリンピック代表チームで来ているスペイン相手に堂々と渡り合い、それほどチャンスも作らせず、日本が世界で戦う時の戦い方はこうなるし、これなら戦えるということを見せてくれた試合でした。
世界で欧州、南米と戦えば、ポゼッションで上回れない可能性は高く、その時の戦い方の見本がこの試合です。しっかり守備ブロックを作って、シュートコースは消して、ボールを奪えば縦に早く。久保・堂安の技術とアイディアで少人数でもチャンスを作る、スペイン相手にもこのスタイルは有効でした。
次のメキシコ戦。予選リーグで勝っているからといって簡単に勝たせてくれる相手ではありませんが、日本のスタイルを貫けばそこにメダルは見えてきます。このチームでの最後の戦いで有終の美を期待したいと思います。
がんばれニッポン