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代表観戦記 20210728 五輪 vsフランス

ニッポンの強さは本物。予選リーグ3連勝は期待以上です。

フランスは勝たなければ予選敗退なので、前掛かりでしたが、全員で、前からプレスをかける日本ディフェンスは決定的なチャンスをほとんど与えません。そして前掛かりになる相手のスキをしっかりついて4得点。ゲームプラン通りなのでしょうが、プラン以上の結果です。

3試合連続得点の久保の評価が高いのは当然ですが、これもチームの連動があってのこと。上田が前線でボールを溜められるし、シュートも撃つし、堂安もドリブルでゴール前に侵入してくる、旗手が左サイドからゴール前に飛び込んでくる。こうなるとフランスディフェンスはやや後方に控えている久保へのマークが甘くなり、久保はフリーでプレーができます。シュートシーンでも田中碧からのパスを久保が上田につないで、上田がシュート、キーパーがはじいたところで旗手がゴール前に侵入してフランスディフェンスがひきつけられ、その後ろから飛び込んできた久保がフリーで一閃。チームとしての完成度が高い、オリンピック代表です。

心配なのはもらっているイエローが多いこと。酒井は、2枚目をもらって、次戦は出場停止。代わりに出るであろう橋岡は、早速、後半途中から慣らし運転をして、チームにしっかりフィットしているので問題なさそうですが、決勝トーナメントでベストメンバーが組めなくなることが心配です。

次はニュージーランド。決勝ラウンドの相手としては、一番理想的ですが、決勝ラウンドを勝ち上がってきたダークホース。油断は大敵です。日に日にワクワク感が強まります。がんばれニッポン!

 

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