TAK_610が語る

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代表観戦記 20210725 五輪 vsメキシコ

メキシコも撃破。この代表は本当にやってくれるかもしれません。

ニッポンの時間帯は立て続けに2点を奪ったあの10-15分だけ。下馬票通りメキシコはいいチームでした。しかし、守ってもコンパクトにスペースを与えず、決定的チャンスを作らせなかった守備戦術が最大の勝因。ボランチ遠藤航、田中碧が中央は突破させず、サイドでも相馬、堂安が守備に戻って数的不利を作らず。1失点シーンは、ニアサイドのヘッドを意識しすぎて、空ぶった後のボールに対応しきれませんでしたが、終了間際のパンチングはオチョアのお株を奪うナイスセーブ。

攻めては久保のシュートはスーパープレー。トップスピードで走りこんで、ダイレクトに左アウトサイドでキーパーとDFの間を抜くシュート。ピンポイントでクロスを出した堂安と、2人の技術は別格。この得点シーンの影の立役者が林大地。ゴール左側に抜ける動きにDFが引っ張られて、久保のマークが追いかける一枚だけで、前にはスペースがぽっかり。

最後は足が止まりましたが、いい試合でした。

予選突破はフランス戦に持ち越しですが、有力なのは間違いありません。懸念は選手のコンディション。後半の足の止まり方を見ると、かなりのターンオーバーが必要に思います。

ナデシコとの違いはスピードと流動的なポジショニング。トラップでボールを止めることなくダイレクトのパス回しと、流動的なポジショニングでDFラインをズタズタにしないと世界レベルでは勝てません。本当にお手本になるチームです。

頂点を目指して、頑張れニッポン!

 

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