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レッズ観戦記 今期に期待

レーニングが始まり21年シーズンが始動しました。

選手補強、入替はこれで一段落なのでしょうが、コロナ禍で外国人の補強が難しいからなのか、中途半端に終わったような気がします。おそらく、緊急事態宣言後に外国人の補強はあるのでしょうが、チーム合流が早くて3月、それからコンディションを上げてとなると、開幕から2ヶ月はこの戦力での戦いとなりそうです。

昨シーズンとの最大の変化は監督交代。リカ監督は徳島での戦い方を見ていると、ミシャのような特殊なシステム・戦術思想があるわけではなさそうです。選手の力を最大限に活かす戦い方を考えるのが上手そうです。

選手では、主力クラスでマルティノス、エヴェルトン、長澤、青木が抜けました。特にボランチが3枚抜けたのは大きな影響がありそうで、新加入の金子が代われる存在になれるのかがキーポイントの一つです。リカ監督の戦術でボランチからの組み立てが重要と思われ、柴戸はディフェンスは悪くないですが、ゲームを組み立てるタイプではないので金子がこの役割まで果たせるのか。バックアップも阿部と柏木のベテラン二人と、新人で未知数の伊藤なので外国人補強が検討されるポジションです。

ディフェンスも手薄感があります。3バックを視野に入れると明らかに人数不足。槇野、橋岡、岩波、トーマスに高卒の藤原では、枚数が足りません。4バックにすると、左サイドは山中、宇賀神で変わらずなので、裏を取られて大ピンチという何度も見た光景が今年も再現されるのかという不安を感じます。右サイドは橋岡を本来のセンターに戻すと、西がレギュラーでトーマスがサブ。このサイドは、攻守のバランスが改善されることが期待できそうです。

攻撃陣は多士済々で益々充実。相手次第で、色々な戦術パターンが考えられそうで楽しみ。ボランチをアンカー1枚にして、1トップ2シャドウ、2トップ1シャドウの超攻撃的な形にする場面もありそうです。

選手層を見ると、後ろは層の薄さにやや不安があり、前線は充実して試合ごとに戦術とメンバーが代わる展開も想定されます。昨シーズンは、まず守ってからになってしまいましたが、このメンバーだとどう攻め崩すのかということから考えるサッカーができそうです。

選手個人では、2年目の武田のシャドウでの起用が増えることに期待しています。シャドウは武藤も得意とするポジションだし、小野伸二推しの小泉もいるのでレギュラー争いで覚醒して欲しいと思います。もう一人は田中達也2。達也復活は洒落の効いた補強ですが、元祖達也のようにスピードのあるプレーでの局面打開に期待しています。

心配は新型コロナ第3波。2月27日の開幕がどんな形で迎えられるのか。開幕できるのか。無観客、上限5000人での開催になるのか。まさか、イベント全面自粛などという事態にならないで欲しいと願っています。Jリーグがまともに開催できなければ、オリンピックは夢の夢になってしまうので、そうはならないように、ちょうどオフシーズンでもあるので今は自粛に努めましょう。

 

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