圧巻の内容。らしくないドイツだったとは言え、ドイツ相手に主導権を握って圧勝。このチームならW杯でベスト8どころかその上も目指せるのではと期待を抱かせてくれる内容でした。
ドイツは1年前のW杯で戦った時とは違う、規律正しくチーム力で戦ってきたのとは違う、らしくないチームに見えました。
それを割り引いても日本はいいサッカーでした。攻めてよし守ってよし。長年の懸案ポジションの左SB以外は、今、W杯を戦いたいとさえ思うチームの完成度です。左SBはずっと長友に代わるチョイスがないままで、今回も答えは出せず。伊藤洋の適性はCBと思われ、新戦力か中山の復活待ちです。
選手層の厚みが次のトルコ戦でのテストポイントです。勝負より選手のチームへのフィットの確認を優先してもらいたいと思います。
FWはポストも裏抜けもプレスもできる万能型の上田に代わって古橋が出た時に戦術の柔軟性がどうなるか。
2列目は多士済々。久保、堂安、中村敬が出た時の戦術をどうするのか。スピードではなく、パス回しで崩して点を取れるか。
ボランチも遠藤航、守田のバックアップを田中碧、伊藤敦でどうなるのか。
CBでは町田、SBは橋岡、森下がこのチームにどうはまるのか確認してみたい。毎熊も試してほしい。
もっとも全員ターンオーバーしたら別のチームになってしまうのでそのあたりをどうしたらいいのか。トルコ戦での森保采配が楽しみです。