結果より内容のテストマッチ。26人を絞り込むための最終チェック。招集されながらこの2戦で出場のなかった瀬古と旗手は森保ジャパンにマッチしないということなのでしょう。
この2戦を見て、マイ代表26人を選出します。
GK シュミットダニエル、権田、川島
正GKはシュミット、川島はチームの重しとしてのまとめ役。谷に経験させるより、勝ちに行くためには川島のチーム内でのプレッシャーではないかと。
CB 吉田、冨安、伊藤洋、板倉、谷口
キャプテン吉田は盤石。板倉は10月中の復帰が条件。冨安、板倉にコンディションの不安が残るので、谷口は入れておくべき。伊藤は左手SBのバックアップも含めて外せない。
右SB 酒井、(山根)
バックアップは冨安と長友。山根は世界基準では厳しいが、板倉が難しい時は冨安がCBで固定になるので山根をサブ。
左SB 長友、中山
長友はエクアドル戦で、全盛期のような徹底的にくらいつく守備が見事で、このパフォーマンスなら長友がレギュラー。中山と伊藤洋がバックアップ。
この4人しか呼ばれていないので確定的。田中碧、柴崎のパフォーマンスには不安が残るが、今さら他に選択肢はない。
右WG 伊東、堂安、原口
伊東、堂安は期待通り。右左の組み合わせは、伊東/久保、堂安/三苫とプレースタイルが異なる組み合わせで。原口はWGも、インサイドハーフも、5バックのWBでも起用できるユーティリティ枠。
左WG 久保、三苫、相馬
久保/伊東の左右が1stチョイス。三苫は点を取りに行く時のスーパーサブ。相馬は攻撃時もそれなりに通用していたのと、守備的になる時は前線からのプレス、サイド突破されそうな時のプレスバックで久保/三苫より強度があるので、守り切る時のオプションとしてメンバーに入れるべき。
トップ下 鎌田、南野
鎌田は言うまでもないが、守備の強度にやや不安。南野は試合感に不安はあるが、三苫からのクロスに合わせたシーンは、組織的攻撃では理想的な形で、そこまで批判される程とは思えない。守備時の献身的プレスは、たまに力を抜く鎌田より評価できる面もあり、戦術的に守備を固めてカウンター狙いの時には南野というチョイスもあり。
1トップ 上田、前田、古橋
森保ジャパンの攻撃の基本は前線に基点を作るポストになっているので、大迫の代わりができるのは上田一択。エクアドル戦でもその役割をきちんと果たしていた。守備を固めてカウンター一発は前線からのプレスで追いかけ回して、カウンターでは快速で裏抜けする前田のスタイルがはまる。古橋は森保ジャパンの基本戦術との相性が悪そうだが、セルティクスでのパフォーマンスを見ると、ここぞという時に決めてくれる期待感で選出。鎌田との組み合わせなら機能する可能性もあるかと。浅野は復帰しても、古橋とタイプが被りすぎなので、古橋を選ぶなら選考外かと。