TAK_610が語る

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レッズ観戦記20240403 vs FC東京

ヘグモレッズの弱点露呈。シーズン初めから目立っていた守備の課題を修正できずに2失点。課題は明確で最終ラインと中盤3枚の距離感。アンカーの両脇のスペース。ブロックが作れる時間的余裕があればスペースは埋まるので良いがそうでない時が問題。解決策は試合展開に応じて逆三角形を正三角形のダブルボランチに修正すればいいだけ。これは攻撃の組み立てでも有効で、グスタフソンと岩尾のダブルゲームメーカーになれば最終ラインにプレスが来てもパスコースのどちらかは空いているので交わしやすい。相手がハイプレスをかけて来なければ、岩尾はさっさとインサイドハーフの位置まで上がってグスタフソンのパス出しの選択肢を増やせばいいだけ。岩尾ならこの判断はできるので、チームの中でゲーム途中でのダブルボランチオプションを共有しておくだけでいい。

攻撃面は完成度が上がってきた。両サイドWGは脅威になっている。東京のGK野沢のスーパーセーブが無ければ凌磨と敦樹のゴールで3-2になっていた試合だし、このシュートにつながる展開もいい形になっていた。でも、GKが神がかって点が決まらないこともあるのがサッカー。だから守備はしっかりしないといけない。

アゴサンタナのロングシュートはスーパーだった。あの判断ができるのが点取り屋。ボールが持てればおもしろい。問題はチアゴサンタナにいい形でボールが出てこないこと。チアゴサンタナの動きの少なさ、ポジショニングの問題はあまり改善されず。ま、ここに相手のマークは引き寄せられるので、WGがサイドバックを振り切ればフリーになってビッグチャンスにもなるので、囮にはなっていると思えばポジティブな評価もできなくはないかと。

守備の修正はちょっとしたチーム内での戦術オプション共有で、これを監督が良しとすれば済むことなので、ヘグモそろそろ戦術の柔軟性を許可してください。

西野TD退団ニュースが流れていましたが、かなりの衝撃だし、今後のチーム作りがまたブレてしまうのではと心配です。続報を待つしかありませんが。

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