TAK_610が語る

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レッズ観戦記 20240330 vs アビスパ

今季、ホーム初勝利。

ようやくへグモレッズがチームとして機能し始めたゲームが見れました。岩尾のサッカーIQの高さがチームのバランサーとして生かされました。中盤は逆三角形のアンカー+インサイドハーフ2枚が基本形ですが、状況に応じて、岩尾が下がり目にポジショニングしてダブルボランチになることで安定感がでます。結果は2-1と辛勝でしたが、内容はレッズ優勢で推移したゲーム。目指すは優勢ではなく、圧倒する強さですが、まだまだそこまで阿吽の呼吸でサッカーできるほどのチームの完成度ではありません。

渡邊凌磨がようやく本領発揮。トラップミスからの失点も含めてこの試合の主役。同点ゴールは落ち着いて合わせてボールを浮かせずに叩き込むセンタリングからのシュートのお手本になるプレー。大畑が入って一列前に上がってからはゴール前に積極的に上がっていいシーンを作ってくれました。やはり、ゴールに絡むプレーで良さがでます。

アゴサンタナがようやく得点。PKでもこの得点をきっかけにゴール量産を期待したいところですが、相変わらずポジショニングにはクエッション。前線にはっていても、相手のマークもしっかりついていればボールは出てこない。オフサイドぎりぎりっで裏をとりに行くのか、左右に動いてゴール前を空けるのか、下がってボールさばきの起点になって、そこからゴール前に再侵入する等々もっとボールをもらう動きがあってもいい。プレー回数が交代出場の選手より少ないところはまだまだ改善余地大アリです。

ソルバッケンはこのまま、Jでプレーすることなくレンタルバックされてしまうのでしょうか。ヘグモスタイルで日本人WGが機能し初めているので高額のレンタルフィーを払ってまで契約延長の必要はないと早くも判断したのでしょうか。6月で契約解除が決定的なら、わざわざ起用しないのも納得できます。

少しずつチームが機能し始めたのはいいのですが、毎年のようにチームスタイルを変えてしまうのはやはりどうかと。組長→リカ→マチェイ→ヘグモと継続されているチームコンセプトは何でしょうか。これがレッズのサッカースタイルを今度こそ完成させて欲しいと思います。

 

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