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レッズ観戦記 20240303 vs ヴェルディ

ホーム開幕戦に参戦。選手入場時のコレオが最大の見せ場。スタンドはコレオ作りに協力しているので、その場では分からず。後で確認して改めてさいたまスタジアムのコレオに感動。

試合は前節から1週間何をしてきたのかという内容。先発は変わらず。ベンチも前田が高橋に代わっただけ。メンバーが変らなくても戦術の修正はできるのにそれもわずか。グスタフソンと最終ラインのパスコースを切られて、なかなかゲームメークできないのは変らない。敦樹か佳穂がボランチの位置に下りて、一旦、パスを受けてからグスタフソンに渡す工夫があっても良かった。交代で岩尾が入ってやっとそれをしたらボールがつながるようになったのでそこがまずは改善ポイント。

アゴサンタナは前線にはっているだけで動きがあまりにも少ない。マークを外す動きもなければサイドに流れてゴール前にスペースを作ることも、ちょっと下がってボールを受けるポストにもならない。交代で入った興梠の動きでヴェルディ守備に綻びが出たのと対照的。トップが動いてスペースを作ってそこにインサイドハーフが駆け上がったり、ウィングがサイドから切れ込むことでチャンスを作るように修正が必要。

全体的に距離間がありすぎてコンパクトでないこともボールがつながらない原因。ディフェンスでラインが下がっても、それち応じたポジショニング修正が不十分。攻撃時の基本的な立ち位置を決められているのでしょうが、試合状況に応じて選手判断の柔軟性も欲しい。

心配になったのは酒井のコンディション。プレーの判断ミスはあるし、クロスの精度は低いし、まだ痛いところがあるのではと思ってしまう。

グスタフソンはボールを触った時はさすがのレベル。チャージされてもボールロストは少ないしワンタッチでも鋭いパス、スルーパスでもコース、タイミングは見事で思わず声が出てしまう。最終ラインからボールを引き出せるようになれば得点につながるプレーを連発できそう。

交代出場のは評価。興梠の動きはヴェルディディフェンスのマークを混乱させて終盤の猛攻になり、岩尾の的確なポジショニングでボールが周り、中島のカットインでサイドに穴が空いて、大畑がその穴をついて、その結果がPK奪取。高橋も投入したパワープレーをするまで早くも開き直ったヘグモ監督はギリギリ落第を免れたというところ。交代選手への指示が的確だった結果だと信じたい。

次節はミシャとの対決。3バックの両脇をつくか、5バック気味になった時は中盤を支配してサイドバックも攻撃参加するところにグスタフソンのスルーパスを通してという形が狙えるでしょう。

先発の入れ替えとしては、1トップに興梠。右ウィングにコンディションが許せば前田かソルバッケン。中盤に岩尾を入れて、ビルドアップではダブルボランチの形で最終ラインからの受け手を2枚にする。そして左サイドバックは本職の大畑。2試合で浮き彫りになった課題に対処するにはこのくらいの手は打ってほしいところです。

 

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