レッズが目指していたサッカーはどうしたのか。酷暑で、連戦の疲れも考慮して省エネサッカーとしているのは想像できるし、この気候で無理をするべきでもないが、季節、試合によってプレースタイルを大きく変えるのは戦術の継続性がないのでどうなのかと。その結果がこの試合ではないかと。
ハイプレスで主導権を取るサッカーを志向しているチームの夏場の成績は概して悪い。だからといって、この試合だけを守備ブロックで引いて守ってカウンターという戦術に変更するのはいかがなものか。先発メンバーを大幅に入れ替えたわけでもない戦術変更はリズムを狂わせただけに見える。大久保の負傷交代も不運。サイドから崩したり、相手DFを引きつける動きが減り攻撃パターンがカウンターのパス一本ばかりになってしまった。これだけいつもと違うサッカーをしては勝てません。
代表ウィークのルヴァンでどう修正できるか。大久保の怪我の具合も気になります。