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レッズ観戦記 特別編 大槻監督退任

やはりそうなりましたか。今年の成績には満足していませんが、今年はチームの土台作り直しの1年だと思って我慢して見ていただけに、残念な結論です。

会社もサポーターも目先の結果ばかり求めて我慢ができないようです。今年の成績は評価できないところもあります。基本戦術を大きく見直したことで、チームが固められないまま、強行日程で修正もなかなかできないままにシーズンが終盤になってしまいました。チームの形ができてきたかと思えば、メンバーの変えが効かず、連戦でコンディションを落とすとチームが機能しなくなったのも今年の特徴でした。戦術変更の浸透、修正には時間と練習が必要ですが、今年の日程では修正練習の時間が十分に確保できなかったと思われます。圧倒的な強さでリーグ優勝をした川崎はチーム戦術が熟成されて、全選手が役割を理解していて、新加入選手も戦術にフィットしているから試合に出れるということだと思います。そこがレッズとの大きな差になってしまっています。

外部招聘で監督交代ということは、大槻レッズの戦術では強いレッズになれないから、新たな戦術でチームを作り直すということになります。また、1からチーム作りのやり直しです。噂になっているロドリゲス監督の攻撃サッカーと堅守速攻の大槻レッズとの共通点はあまりないように思います。コンセプトに掲げた「強くて魅力的なサッカー」はロドリゲス監督のサッカーの方がそう見えますが、チーム作りのやり直しとなることは確実で、来年もチーム作りの1年ということになります。こうして、毎年毎年チーム作りをしてはシーズン終了でリセットを繰り返しているようにしか思えません。

土田SDが病気休養中で、監督交代の決断をいつ誰が決めたのかという疑問があると同時に、監督交代から始まるチーム作りを誰がフロントで支えるのかということにも疑問が沸きます。実は大槻監督が強化担当とかでフロント入りして、新監督を支える体制になるのであれば、チームの継続性も期待できるし、功労者への処遇だとも思ったりもしますが。公式発表は監督、コーチ陣の退任だけなので、どうなるのでしょうか。

今季、残り4戦。ACLへの道は果てしなく遠くなりましたが、大槻レッズを最後まで応援します。 

 

大槻 毅監督との契約について | トップチームトピックス | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

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