快勝。この1か月のうっ憤を晴らすかのような見事な展開でした。
ルヴァン２試合引き分けのあと、３度目の正直でした。
秋本、荻原の欠場は今後にむけて心配ですが、左SBの大畑のパフォーマンスはその不安をかき消す出来でした。興梠へのアシストは絶品のプレー。トラップして、相手DFを振り切って、やさしいクロス。興梠は合わせるだけ。守備の負担が比較的軽めで済んだことも幸いでしたが、なかなかベンチ入りもできない選手とは思えないプレーの連続。しかも90分フル出場。ケガ人が出ても左SBに穴は開きません。
関根はハットトリックが取れなかったのが残念。でも3点目のオフサイドは仕方がありません。1点目のカットインからシュート、2点目のクロスに合わせた強烈なシュート。気持ちもこめたプレーをする関根らしさ全快で結果もついてきました。
ボールを奪って、素早く縦に早い攻撃ができていた湘南戦でした。湘南の攻撃の意識のせいか、コンパクトでなくなり、ライン間が開いてボールを受けられ、３バックの外のスペースも広く空いていたところをうまくつけていました。この辺のスカウティングはよくできていた試合展開でした。
湘南側で、直輝はよく頑張っています。気持ちは伝わってきますが、チームの状況からは空回りしているようにも見えます。両SHが高めにポジションを取っていたので、その後ろのスペースがぽっかり。５バック気味に構えられたら、もう少し苦戦していたとも思うので、この辺りは監督の手腕の差でしょうか。
次節からはリーグ後半戦突入。ACLの後の虚脱感から前回対戦で完敗した鳥栖戦。アウェイですが、次は本領発揮して、リーグ優勝に向けた連勝街道を走り始めることを期待したいと思います。
