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レッズ観戦記 20230531 vsサンフレッチェ

劇的な逆転勝ち。こういう勝ち方はチームに勢いをくれます。

今年の勝負強さは選手層の厚みと全体のレベルアップ。先発と控えの差がなく、先発で出ていて不思議でない選手が後半にフレッシュな状態で出てくれば疲れが出てきた相手チームは対応しきれなくなります。なので、後半には得点できる安心と期待をもって観戦できます。まさにその展開だった試合でした。

失点はフリックでがショルツが抜かれて、代表に選ばれた川村がパスを受けてサイドを突破、マリウスを交わしてシュート、秋本も川村に寄せようとして森島のマークを外したので、西川がはじいたボールをどフリーで撃たれることに。ショルツが抜かれたのを目の前で見て、やられたと感じた広島の見事なプレーでした。

広島で気になったのは代表GKの大迫。ゴール前の安居との接触で痛めた影響下もしれませんが、ロングキックの精度が低く、ダイレクトでタッチラインを割ってしまうシーンが目立ちました。おかげでマイボールにできたので助かりましたが、代表でこれでは(?)というのと、西川のフィードは代表GKをはるかに凌駕するレベルなのを改めて実感。興梠にとおしたローパントは芸術的なレベルでした。

記録上は伊藤敦樹が1G1A酒井は1Gですが、決勝点も酒井のクロスからリンセン、敦樹とつないだゴールで、酒井だって2得点両方に絡んでいます。それでもこのゲームは敦樹にスポットを当てたいのは、同じポジションで同じようなプレースタイルで代表入りしたサンフレッチェ川村との比較で、見劣りしないどころか、凌駕した内容だったからです。川村も得点シーンに絡んで代表入りにふさわしい内容だったと思いますが、このゲームの敦樹は代表レギュラー争いができそうとも思わせる内容。体をはって守れて、90分走って的確なポジショニング、思い切ったタイミングのいい攻め上がりで2得点に直接関与。体格的にも海外で通用するし、早く代表で試したい、メンバー選びを間違えたと森保監督が思ったにちがいない内容でした。

記録に残る結果はありませんでしたが、関根がよかった。いいとろこに顔を出して、得意のドリブルで切れ込んでかわしてシュート。積極的に撃っていく、関根らしいプレーでした。

レッズが目指すべきは、興梠、酒井がインタビューでコメントしてましたが、1点取られてから逆転するではなく、失点しないで1-0, 2-0で勝つ強いチームです。そういうチーム作りの過程にあるのが今年で、その過程で勝てるようになっているのがチームとして進化しているところです。

 

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