TAK_610が語る

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代表観戦記 20220202 W杯予選vsサウジ

いい試合でした。これで、やっと、カタールが見えてきたような気がします。次に負けると、カタールがまた遠くなるので、まだまだ油断はできませんが、今日のようなサッカーをしていれば、アジアでは怖くありません。

中国戦は、相手が相手で、結果が出て当たり前。その割にはという内容でしたが、サウジ戦は内容も納得感ありです。サウジのコンディションがきつかったのかもしれませんが。

森保ジャパンの攻撃の形が、ようやく理想形に近づきつつあります。ポイントは両ウィングで、再度を崩して折り返し、反対側のウィングがゴール前に入ってきてゴールを狙うのが基本形。この時に、サイドバックが、ウィングの裏のスペースでこぼれ球を拾ってもう一度チャンスを作る、あるいはセーフティに後ろに戻す。中国戦では左サイドでこの形を作り切れていませんでしたが、この試合ではバッチリ。久しぶりに、調子のいい長友を見ました。これができるのは60分限定だとすると、W杯本戦で交代枠が元々の三枚に戻された時には厳しいですが。大迫が、真ん中で構えているのも効果的。相手DFが引っ張られるので、伊東、南野がフリースペースに進入できていました。そして、その二人で2点。戦術通りの結果です。

中盤の遠藤、守田、田中は世界に誇れる中盤です。体をはって守り、走ってスペースを埋めて、ボールを引き出して前線に配球、ミドルも撃って、ゴール前にも顔を出す、八面六臂の活躍。中盤をこれだけ支配できれば、最終ラインは楽ですし、ショートカウンターでチャンスもできます。

急造最終ラインは、中盤に助けられた部分も多かったとは思いますが、レギュラー二人が欠場していたとは思えない安定感。特に谷口からの積極的なフィードは秀逸で、新たな攻撃パターンになってさえいました。DFの層の厚さが確認できたのは大きな収穫です。

試合終盤の快速3トップも面白かったですね。疲労が出てくる、試合後半に、それでなくても速い3人がDFラインの裏に走っていくのは相手には恐怖でしかありません。もう少しシュート精度が上がれば、大量得点も見られそうです。

次戦、豪州戦。勝てば、決定、引き分けでも確定的、でも負ければ得失点差で3位転落。まだまだ負けられない戦いですが、強い日本が戻ってきた感もあります。この勢いでカタールまで行って欲しいとおもいます。

ガンバレ日本!

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