TAK_610が語る

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総選挙 / 公約評価

投票まであと6日。投票先を決める為に各党の公約で評価できるポイントをあげてみます。

自民: 基本、現状維持。経済安全保障を言い出したことは、問題意識として良い方向。分配促進の為、給与水準を引き上げた企業への減税は悪くないが、具体的にはどういう制度になるのか。実効性がある制度にできるのか疑問は残る。

立民: 減税に給付金と財源無視のバラマキであまりに無責任な公約。期間限定の消費税減税は消費促進効果は期待できる。限定する期間を定めることができるか。

公明: あまりに小粒な公約。18歳以下に給付金を配るくらいなら、教育の無償化実現をお願いしたい。評価できる点がない。

共産: 仮に政権交代しても閣外協力なので、真面目に公約を考えていない。実現を意識した設計を考えていないことが明白。

維新: 1回限りの給付金ではなく、ベーシックインカムとしている点は評価ポイント。税制改革、年金改革がセットになるはずだが概要までが提示されていないのは残念。

国民: 利払いだけでいい永久国債発行の提言は検討には値する。財政規律がゆるゆるになってしまうだろうから賛成はしかねるが。

社民: 給付金、消費税減税の財源を示しているだけ立民、国民よりましかもしれない。しかし、それが企業の内部留保という発想では、日本の競争力を落とすだけ。

れいわ: 原発を国が買い上げるは計画的な廃炉を視野に入れるには一考の余地はある。ただ、即時停止、石炭も止めて自然エネルギーへの転換を数年で実現するのは現実離れ。他の公約も現実的には程遠い。

NHK: 政党と認める価値なし。

評価できるポイントを探し出したのがこれだけ。どこも小粒。批判したい項目はこの何倍もある。外交、安全保障は公約の片隅にもない党もある。総選挙なのだから天下国家を論じて選挙を戦ってもらいたい。