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レッズ観戦記 / 21年度経営情報

よく、黒字で終わらせました。まだ、純資産は10億以上あるので、名古屋のように債務超過を心配する必要はありませんが、わずか2百万円の黒字はやはり厳しいところです。

21年度は営業収入が増えていますが、その中で大きく増えたのはその他。要は移籍金収入と思われます。橋岡とレオナルドが助けてくれたようなものです。

ユンカー、ショルツの移籍金がチーム運営費に含まれているなら、選手報酬は選手の入れ替えで相当抑えたことになります。それで、チーム力はむしろ上げているので、いいチーム作りをしたと評価できます。

22年度は、入場料収入の回復が見込まれ、ACL分配金も期待できるのがプラス。ただ、コロナ前の水準まで回復するのは来年でしょう。移籍金をもらえるような移籍はほとんど無かったのでその分がマイナスですが、トータルではプラスにできるのではと思います。

費用面では、選手報酬は選手の入れ替えで日本人分はさらに下がっていると思われますが、モーベルグ、シャルク、さらに追加で外国人獲得となると、支払う移籍金もあります。また、ACLの遠征費用も発生してチーム運営費の増加も想定されるので、今年も経営的に余裕は無さそうです。選手報酬とチーム力のバランスはすごく良く、ここはフロントを評価します。

今年、経営的に波乱があるとすれば成績不振による監督交代。新監督への報酬分が追加負担になるので、そうならないように、ここからの逆襲を望みます。

 

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