TAK_610が語る

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反省ばかりのゴルフ / 全米プロ / コロナ禍?

50歳にしてケプカをオーバードライブするミケルソンの優勝は、早起きしてテレビ観戦で興奮しました。

ゴルフはいい試合が見れて良かったのですが、ギャラリーの行動がとても気になりました。アメリカではワクチン接種が進み、ワクチン接種した人はマスクをしなくてもよいということになっています。アメリカの接種進捗率は40%程度なのに、ギャラリーでマスクをしている人はほぼ皆無。アメリカは感染者は大幅に減少しているとは言え、まだ1日2万人規模で、日本よりも多いのが現状。1万人の観戦者制限をしても、最終日、最終組に1万人が集中すれば、密になることは自明の理。声を上げることも規制していないのでしょうが、屋外とは言え、飛沫も明らかに飛んでいます。日本より感染状況は悪くても、ポストコロナの社会活動が始まっているという例が、全米プロなのでしょう。これを良しとするのが欧米社会の基準であれば、東京オリンピックを中止する理由は見当たりません。

ましてや、ロープでの観戦エリア規制をしないで、プレー中の選手まで1万人の群衆に飲み込まれてしまう不手際。ミケルソンとケプカにケガはなかったようですが、プレーに影響しかねない状態は、コロナ禍に関係なく問題。これでリズムを狂わせて、ミケルソンが優勝を逃したら、誰が責任をとったのでしょう。ゴルフのマナーとしてあり得ないギャラリーの行為であり、運営の稚拙さには呆れます。

これを見てしまうと、オリンピックのゴルフで観客を入れるのは難しそうです。最終組最終ホールで社会的距離を確保することは無理でしょうから。日本人は、マスクはしてくるだろうし、大声を上げることもないし、プレー終了前に選手に飛びついたりということは絶対にしないでしょうが。

これが欧米基準なら、IOC東京オリンピック開催は当然だと思っているだろうし、そうであれば、日本側から中止を言い出すことはデメリットの方が大きくなります。同時に感染リスクを下げる必要もあるので、個人的には東京オリンピックは無観客開催というのが現実的な妥協点だと思っています。

 

news.yahoo.co.jp