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レッズ観戦記 20210227 21シーズン開幕

おもしろい。ワクワクさせてくれるサッカー。これこそ新しいレッズスタイルとして支持します。

FC東京相手の開幕戦は1-1と引き分けに終わりましたが、内容はレッズペース。リカ将の新しいチーム戦術を初戦で、しかもFC東京相手に、やり抜いただけに、今シーズンに期待は高まります。

昨シーズンとの違いは

前線からの守備/選手の流動的なポジショニング/縦パスの多さ

あたりでしょうか。

新加入の小泉、秋本、伊藤敦と3人も先発で、見事なまでに役割を果たしてくれていました。特に小泉の働きは圧巻。神出鬼没の動きでビルドアップから、決定的なパス出し、前線からのチェックと八面六臂の活躍。昨シーズンまで、琉球で伸二の薫陶を受けていたからですかね。秋本は森重に当たり負けしない強さを見せてくれました。伊藤敦も守るだけでなく前線にも顔を出して、攻撃の厚みを増すプレーもできるボランチはリカ将戦術にハマりそうです。

しかし、勝ち切るにはFWの決定力や、意外性のある個人技が足りないようにも見えました。強引なドリブル突破がたまにはあると、相手の守備ブロックを崩せる可能性が上がるのではないでしょうか。杉本は、もっとゴール前に張っていた方が脅威だし、動き回るよりポストになった方がゴール前でのチャンスが増えそうです。

DFの層の薄さはやはり不安。西、トーマス不在の右サイドは宇賀神が代わりを無難に努めてくれましたが、代役のプレーで迫力には欠けます。最終ラインはベンチに控え無し。槇野、岩波がケガ、カードをもらったらどうなるのでしょう。

左サイドは今年も攻撃の黄金ルートになりそうです。山中、汰木の連携に、トップ下、ボランチが絡んでくると相手ディフェンスをズタズタにできそうな予感もします。

ゴールという結果を出したのが阿部の復活弾というのがこの試合の象徴的シーン。チームもこの勢いで復活してほしいと期待しています。

緊急事態宣言が解除されて、観戦人数が増える日が早く来ることを切望します。今年のレッズはスタンドから生で見られると、もっと楽しめそうです。

 

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