TAK_610が語る

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レッズ観戦記 20201129 vsアントラーズ

見ていて悲しくなる試合。

まずは、レッズのことより、アントラーズの上田の成長を喜びましょう。あの2得点は、見事だったし、日本代表に足りないFWのピースの有力候補になり得る才能を存分に見せてくれました。シュートを打てるいい場所に飛び込んでくる嗅覚はピカ一で、そこに決定力が加わればエースになれます。早く、海外で揉まれて、体幹ももっと強化して、エースにまで成長することを期待したいと思います。

レッズは、上田にやられた部分は、上田を褒めて100歩譲って仕方がないとしましょう。問題はその後の2失点。今シーズンの壊れるレッズをまたもやってしまいました。反撃する為に気持ちが前掛かりになるのは分かりますが、プレーを急ぐばかりで雑になり、ボールがつながらない。攻撃ばかりを意識して、マークが外れて、決定的なカウンターをくらう。ピッチの上で、試合をコントロールできていません。

監督も負けている時の、点を取りに行くオプションが足りていません。基本戦術を変えずに、フレッシュな選手を入れただけで形勢逆転できるなら、そもそも劣勢になっていないでしょう。この試合は、途中から3バック(今シーズン2度目?)に変えていましたが、このオプションは練習していたのでしょうか。3バックになっても得点の匂いはしませんでした。

監督退任が発表されれば、監督自身も、選手もモチベーションが上がらなくても仕方もなく、当然の結果だったのかもしれません。来期体制の発表より先行して発表する必要性もよく分かりません。

残り3試合。何を目標にして、何を目的に戦うのかが分からない、はっきり言って消化試合となります。唯一の目的は、興梠のシーズン10得点でしょうか。それだけは、何が何でも達成して欲しいですね。そして、大槻監督には何のメリットもなく、申し訳ないですが、来期をにらんで、あえて、若手を積極的に起用することをお願いします。

 

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