アジア王者に向けた苦行の始まり。その初戦で勝点1を取れたことを良しとすべきでしょう。
素早いパス回しをする広島にACLでは有効なプレスがはまらず、試合を通じて広島ペース。よく守り、少ないチャンスをしっかり決めて勝ち取った勝点1と評価したいと思います。
橋岡のオウンゴールはもったいなかったですが責められません。あのスルーパスを通されてしまったら、足を出してしまうのは本能的で仕方がありません。西川から「流せ」というコーチングが届いていたらとは思いますが、それも含めてチームとしての失点です。これ以外の橋岡のプレーは守備に奮闘して、右サイドを抑え込むいい動きで、ボールカットからのカウンターも何度もあり、評価されるべき働きでした。
次は、中2日での鹿島戦。勝点は積み上げたいところですが、コンディションも意識しなければなりません。11/9のACL決勝1st legのメンバーは鹿島戦か川崎戦のどちらかは休ませるべきだと思うのと、11/9に備えて福島の慣らしも必要です。代わりに入る選手にとっては大チャンスなので、次の2戦の起用メンバーがどうなるのか楽しみでもあります。
試練の2週間をなんとかいい形で乗り切って欲しいものです。
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