国際Aマッチデーでない時に開催されるこの大会の存在意義が全くわかりません。この大会に参加するので有れば、参加目的を明確にしてほしかったですが、U-23の強化でもなく、Jで1年間頑張った選手へのご褒美的な代表だったような。
森保監督としては、自分のスタイルである3-4-3にオリンピック後に移行する準備を始めようとしたのだと思いますが、韓国に負けてしまったので、フル代表には相応しくないシステムという評価になりそうです。負けた理由は、今回の代表選手の球際の弱さであって、システムの問題ではないように思います。システムが違うので単純比較はできませんが、欧州組中心のA代表と、今回の代表との差があまりにも大きいことが衝撃です。韓国の強いプレスでまともにボール回しもできなくなるとは、Ｊリーグのお公家様サッカーが世界どころかアジアでも通用しないということです。それを再確認しただけの意味しか無かった大会かもしれません。
大した意味のない大会で、そもそも、U-23のスケジュールとの兼ね合いで国内組ですらベストメンバーを招集できないというのはJFAの強化部門は何をしているのかとさえ思います。オリンピックに向けても、海外組が合流して戦術熟成の時間が限られていて、心配になってきました。
【日本０－１韓国｜採点＆寸評】１点が遠く韓国に完封負け…及第点はふたりのみ | サッカーダイジェストWebwww.soccerdigestweb.com
