ユンカーとの対決。レンタル契約上、埼玉スタジアムの出場不可なので、唯一対決できるカード。アウェイの出場はOKという条件は粋な契約です。
ユンカー封じはさすがの2CB。ただ、その分マテウスを自由にしてしまい、ピンチを招いた感もあります。ユンカーを封じていれば決定力はないと割り切ったような守り方。
グランパス対策なのか、ハイプレスは控えめ。ハイプレスを外されてカウンターから永井のスピード、ユンカーの一発を警戒してのことでしょう。
ロングボールと最終ラインからのビルドアップの使い分けはスコルジャが去年とは変えてきたところ。そうなると、ロングボールを収められるトップが必要で興梠の良さが全開。裏抜けも上手いので組み立てからのスルー、ワンツーでの裏抜けも秀逸。ホセカンテは興梠に近いスタイルに見えるが、裏を取る動きがまだわからない。後半アディショナルの起点になって激しいチェックを受けながら左サイドを駆け上がる大久保へのパスは良かった。大久保のクロスに松崎が合わせられれば完璧だっただけに、最後が残念。
酒井のケガが心配。歩いてはいたので軽傷であると願うばかり。ACLの肉弾戦には酒井のインテンシティが不可欠。4/30に復帰してくれれば。それまでは万全の治療とリハビリでいいので。
