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レッズ観戦記 230218 vs FC東京23シーズン開幕

失望。これが開幕戦を見た感想。

試合終了後、ブーイングでもおかしくなかった試合内容。結果以上に内容。まだ、期待が残っているからの拍手。

味スタ南側を全面開放させて赤く染めて、チャントも鳴り響かせてアウェイ感を無くしたのに、なぜという内容。

新監督のハイプレスは前半は機能。しかしプレスでボールを奪ってからの攻めの形が全くダメ。高い位置でボールを奪ったのに、そこからわざわざボール回しして時間をかけるのではチャレンジした意味がない。リンセンがターゲットになる位置にいかないし、ボールを預けて誰かがという動きもない。モーベルグにボールを回しても仕掛けもなく、無難に捌いてばかり。怖さが出ない。ボランチも、流れ中で積極的に前線まで飛び出して来ない。結局、ゴール前に誰もいないからチャンスらしいチャンスが作れない。

監督の采配も疲れが見えてきた選手を交代させただけで、ポジション変更や、動きの工夫がない。最後の交代で、秋本がトップに上がるのかと期待したが、酒井の代わりの右サイドバック。後半はFCの守備に捕まっていたのだから、フォーメーションをいじって相手マークをズラすべきなのに。秋本が右サイドバックでも機能することを確認できた意味はあったが、開幕戦はテストマッチではない。

収穫は秋本が右サイドバックでの起用でも計算できること。佳穂と大久保のポジションチェンジしながらのハイプレスも機能していたこと。ただし、60分くらいでスタミナ切れ。それと戦術練習が十分できていないマルクスが確認できたこと。スピードは無さそうですが、空中戦は強そうだし、キック精度も高そう。

リンセンが1トップタイプではないことが明白になり、ギアクマシス獲得に失敗したのに、ユンカーを手放したフロントの判断ミスが悔やまれる。名古屋で早速、結果を出しているし、ボール奪取した時にユンカーを狙えばというシンプルなサッカーができないのは痛い。

次節はマリノス戦。何かを変えないとより厳しい戦いになる。

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