TAK_610が語る

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代表観戦記 20220602 vsパラグアイ

正にテストマッチ。新鮮なメンバー構成で、色々と発見がありました。ガツガツ来ない相手だったので割り引いて評価する必要はありますが、ドイツ、スペイン相手の本番に向けて新たな戦術のヒントがたくさんありましあ。

代表デビューの伊藤洋輝は左SBでも、CBでも通用するユーティリティ性を確認。守備時間が長くなる本番で左SB起用はありです。

鎌田はシーズン中の好調さがわかるプレー。攻める時には起用したい選手。守備からのカウンター狙いになる本番でどのポジションにはめられるのかです。

堂安も好調ぶりが見えました。ボールを回して崩していく時には起用したい選手。カウンターからスピードでとなると伊東純也ということになりそうです。この2人がいれば久保は右ウィングの3番手にしかなりません。

三苫のドリブルは南米相手でも有効であることが確認できました。左ウィングの三苫は確定させたいくらい効果的。そうなると出場しなかった南野の起用法をどうするか。鎌田と並べてゼロトップが面白そうですが、6月の残り3試合で試してほしい形です。

シュミットダニエルは失点があったので印象が悪く感じたかもしれません。スーパーセーブの場面なく失点なので。試合を通してはビルドアップでのプレーも悪くなく、権田のバックアップではもったいないようにも思いますが、決定打もありませんでした。

浅野、前田は想定のまま。試合後半にあのスピードは有効です。古橋はもう少し長いプレー時間で見てみないとです。この3人はパスを出してくれる鎌田と組めば威力が出せそうです。FWでは上田がこのチームにどうフィットするのかも注目です。

原口元気はレッズサポとしては、あんなに落ち着いたプレーをしていることがちょっと寂しくも感じますが、大人になったと成長を喜ぶべきでしょう。インサイドハーフで守って、攻めて、バランス取ってと、レッズ時代とは別の選手です。サイドでも起用できるユーティリティ性は間違いなく貴重な戦力です。

レッズに関わった選手では遠藤航は盤石の存在。最早、日本代表に欠かせない選手です。そして、今月はケガで選出外の酒井宏樹もいないことでむしろ存在感を感じました。代わりの山根も悪くはないですが、酒井宏樹の守備の強さ、オーバーラップの時の迫力は別物です。早いケガからの復帰を期待しています。

次はブラジル戦。パラグアイとは違うレベルでの戦いになるでしょう。そこでどれだけの試合ができるのか注目しましょう。

 

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