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代表観戦記 20211007 vsサウジ

監督の進退問題が出ても仕方がない敗戦。もう、残り全勝でないと予選突破も危うい。カンフル剤として監督交代も視野に入れざるを得ない。

サウジが互角のレベルなのはわかっていたこと。だからこそ、ゲームプランが大事で、試合展開に応じたゲームマネージメントが重要。両方とも欠けていた結果。

ゲームプランでいつもと違っていたのは何か?基本戦術に忠実に、欠場選手に近いプレーができる選手をはめただけ。大迫を基点に二列目の3人が連動するのは、正確なパスが入って成り立つプラン。ゲームメーカーの柴崎にプレッシャーをかけられて、パスが出ない、無理なパス出しをカットしてのショートカウンターを狙われて、ゲームプランが機能しないのは前半のうちに明らか。後半もそこに手をうてず、疲れもあってキレを失った柴崎のミスパスからの失点。古橋、オナイウを投入しても南野、鎌田と同じプレーを求めたらサウジの戦術にはまるだけ。2人の良さを活かして守備ラインの裏を狙う攻めにシフトチェンジして欲しかった。オナイウは2トップの位置どりをしていたので、その狙いを少しは考えたのかもだが、動きの悪くなった大迫を残したままなのが半端感が強い。

監督交代となると、日本選手に精通している必要があるので、Jリーグ監督経験者しかない。Jでの実績で言えば、川崎の鬼木監督が最右翼だが、リーグ終盤のこのタイミングは悪すぎる。タイ代表をクビになった西野前監督は、どうなっているのか。外国人は緊急登板では候補に入れにくいでしょう。ポステコグルーが日本にいれば候補だったでしょうが。

目先のオージー戦には、新監督は間に合わない。オージー戦は、技術委員長の反町を暫定監督でカンフル注入して、11月の予選は新監督というのが現実的か。こうなると、2位突破に期待を残しつつ、4.5枠目狙いを現実策として考えていくしかなくなったかもしれない。

 

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