TAK_610が語る

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弾丸大好きトラベラー / 愛車買換え⑧/レクサスNXインプレッション

納車から3週間。新車にウキウキして、週末ごとに富士宮、御殿場/箱根、奥多摩とドライブへ。早くも800㎞の走行したので、ドライブインプレッションです。

買い換えて良かったと思うのは、ドライブ後の疲労感が少ないこと。アクセル・ブレーキワークの足腰への負担が軽くなった印象です。数時間のドライブの後も、全く痛みは出ません。シートポジションが高い分、アクセルワークで足を延ばすのではなく、踏み込んでいることがいいのでしょうか。あるいは、単純にシートの問題でしょうか。

SUVで目線が高くなったのは、観光ドライブにはむいています。ドライビング上は、それほどの影響はありません。車幅感覚の違いは、車の違いなので、もう少し時間がかかりそうです。

後方視界が悪くなっているのは最近の車、一般の傾向でしょうか。通常走行時はバックミラー視界であまり気になりませんが、パーキング時には直接目視よりも、バックモニタービューの方がはるかによく状況把握ができます。これが今時の車の当たり前のようです。

ハンドリングは思っていたより素直。SUVなので機敏さに欠けることを予想していましたが、そこまでモッサリ感はなく、キビキビとまでは行かないものの、ハンドルをきったなりに若干のアンダー程度で曲がってくれるので、山道のワインディングロードも普通に走れます。ロールはそれなりにありますが、 ハンドリングに影響が出るほどでもありません。足の踏ん張りも意外にしっかりで、コーナリングでヒヤッとすることもありません。革巻きステアリングも見た目だけでなく、手触り感もよく、滑らないのもいいですね。

難点は加速力。エンジンの問題なのか、CVTだからなのかが分かりませんが、加速反応が鈍い。アクセルを踏み込んでも、即座に反応せず、徐々にスピードが上がってくる感じです。低速トルクが低いせいか、加速時、山道の登りではエンジン回転が簡単に上がります。そうなると、エンジン音が社内に響いてきてしまいますが、その割には加速していません。

ブレーキングは問題なし。回生ブレーキがまずは働いているはずですが、特に違和感はなく、ごくごく自然。今のところホイールのブレーキパッド汚れも全く見当たりません。

山道を下る時にはエンジンブレーキを積極的に使いたい派ですが、パドルシフトの操作でマニュアルモードはあります。CVTのせいなのか、シフトアップ、シフトダウンの感覚が今一つ感じられません。機能的には回生ブレーキなので、エンジンブレーキの使用にこだわらなくてもいいのかもしれませんが、スポーツドライブ感には欠けます。

発進時はハイブリッドの利点でEVでスタートするので、アイドリングストップから復帰するショックや、ギアがいきなり入るショックがなくスムーズに発進できるので乗り心地の改善になっています。

ヘッドライトが自動というのは、今までにないのでちょっとした違和感。これは慣れだと思いますが、薄暗い立体交差でも点灯してしまう感度で、そのたびにメーターやナビの照明が切り替わるのがちょっと気になります。

ナビは音声操作の感度がよく、目的地検索までは音声で十分。問題は次の操作を音声で行おうとするとタイムラグがありすぎます。目的地検索ができていれば、あとは選択なので手動操作で十分。問題は、APPLE CAR PLAYが起動していると、音声操作がSIRIになってしまうこと。ナビ設定しているつもりがAPPLE MAPでの設定になってしまいます。スマホアプリのナビとの連携が中途半端なのは不満。目的地をメモリー登録したものしか連携できませんが、操作方法を理解していないだけなのでしょうか。マニュアル熟読しないと使えないスマホアプリならそれも問題。

シートベンチレーションは、シートの裏からエアコンのヒンヤリした空気が出て、スッキリします。夏場は重宝しそうな機能です。シートヒーターはまだ、そこまで寒くないので試してません。

アダプティブクルーズコントロールは、操作レバーが別になっているのがちょっと残念。BMWは全てハンドル内で操作できたので、操作性はBMWに軍配。車間距離がしっかり確保されているがゆえに割込みがあって、その時に急ブレーキがかかってしまうのが難点。制動距離を確保することは安全上いいのは分かるのですが。

センサーはよく反応します。狭い道のすれ違いでは、鳴りっぱなしです。車庫入れ時の後方センサーは、ギリギリまで後ろに下げようとしたらブレーキを踏まれました。360度ビューモニターは、あれば便利かなという程度で、わざわざ有料オプションで付けなくても良かったかもと思う程度

燃費は、週末の100㎞オーバードライブ中心なので、ここまでは15㎞/Lオーバーとまずまず。カタログ値からは落ちますが、これが現実でしょう。感覚的には、高速のノロノロ渋滞で一番、燃費が改善、市中走行もハイブリッド効果が発揮されている感じなので、この分がトータルの燃費改善になっています。レギュラーガソリン仕様なので、ここも経済的にはメリットです。

色々書きましたが、100点満点はどんなものでもないでしょうから、大なり小なり不満はあるものです。小なる不満はあっても総合的には満足で、ドライブ旅行が快適に楽しめそうな車というのが現時点での評価です。コロナで海外旅行には当分行けそうにないこともあり、この車で国内をあちこち行きたくうずうずしています。

 

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ゴルフ合宿に御殿場へ。富士山は冠雪。後ろからはマクラーレン。あおられたら逃げ切る加速力はありません。そんな人はマクラーレンオーナーにはいないでしょうが。

f:id:TAK_610:20201118104705j:image スマホアプリスクショ。この情報が車載モニターではどうしたら見られるのか?