TAK_610が語る

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反省ばかりのゴルフ/熱中症対策2023

今年も猛暑がやってきました。炎天下でプレーするゴルファーには受難の季節。プレーできなくなる積雪よりはマシかもしれませんが、命の危険もあるという観点からは真冬の寒さ以上に対策をしっかりする必要があります。去年以上に、色々と試して、バージョンアップした熱中症対策をしてゴルフをします。

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まずは水分補給。7月に入ってからのラウンドでは、軽く1リットル以上は飲んでいます。普通にペットボトルをもってのラウンドでも水分補給はできますが、できれば冷たい方がうれしい。保冷水筒に氷をいっぱいいれておけば、飲み物を一回飲み干しても、氷は残っているので、ハーフ後の休憩中に飲み物を追加して後半も冷え冷えのドリンクで助かります。ZOJIRUSHIの古いモデルを過去数年使用していますが、毎年大活躍。

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そして塩分補給。飲み物をスポーツドリンクにしていても、プラスしてタブレットで塩分、クエン酸を補給しておいた方がよさそうです。カートに積んで、自由に食べられるようにして同伴者の熱中症対策にも。

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カートポーチも保冷機能のあるものがおすすめ。この後、紹介する冷えシートや、追加のドリンクを結構、保冷してくれます。ポイントは二層式。スマホや、扇風機等の出し入れで意外と開け閉めしてしまいますが、保冷部分が別層で必要最低限の開閉で済ませられれば、保冷効果が結構保てます。凍らせたペットボトルを入れておくと、30度オーバーの日でもハーフ終了後にまだ、7割がた凍ったままです。これもルコックの古いモデルを数年使用中。

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氷嚢も必需品。冷却個所は(1)前頸部の両脇(ぜんけいぶ:首の前面の左右)、(2)腋窩部(えきかぶ:両脇の下)、(3)鼠径部(そけいぶ:脚の付け根の前面)がいいとのことで、氷嚢でラウンド中に冷やすのはもっぱら首筋。この後、紹介する冷えタオルで首筋に1分程度固定すると、その後のタオルの冷え具合も併せて効果が大きく感じます。このアイスパックは、魔法瓶のように保冷できるので、自宅で凍らせてもっていくだけで、1ラウンド中、冷却効果が続く優れもの。凍っているので普通の氷嚢のように形が変わらないところが弱点ですが、効果が長続きすることのメリットが大きいですね。

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首元の冷却は色々と試しましたが、今のところのチョイスはこれ。アイスノン極冷えタオル。極冷えは誇大表示のようには思いますが、ラウンド前に濡らして首に巻いておくことで適度なひんやり感。ぬるくなってきたら、一度外して、振ったり、扇風機で冷やしたりと冷感復活もできます。さらに効果的なのは氷嚢とのコンビで、タオルで氷嚢をはさんで首すじを冷やすと、タオルも冷たくなって効果長持ち。これをするためにもこのサイズ感がちょうどいい感じです。絞りすぎるとハーフが終わる前に乾燥してきてしまうので、ゆるめに、すこし滴るぐらいの絞り感でスタートです。キンキンウォーターを首筋に塗った後だと、冷え冷え感をよく感じられます。

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マジクールはちょっと残念。冷感持続効果は極冷えタオルよりあります。ポリマーに水を含ませるのに時間がかかってスタート前に面倒なのもありますが、大きな問題は、家に帰ってから。そのまま乾燥させるとラウンド中に汗を吸っているので臭くて大変。洗濯すればいいのですが、ポリマーがたっぷり吸水してしまうので、これだけはウェアが乾いたあとも干し続けないとならない。時間差で取り込むのも手間。極冷えタオルの使い勝手に軍配。

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アイスノンブランドには、冷却効果が大きい、氷結ベルトもあります。冷たくて気持ちいい。でも、首筋にちょっと重さを感じます。1時間もしないうちにゲルが溶けてしまうのでハーフの中場には効果がなくなります。交換ゲルをカートバッグにもっていっても、1ラウンドは保たないので残念ながら。

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冷凍庫で冷やしても固く凍らず、カートバッグに凍ったペットボトルと一緒にいれておけば、本当の極冷えタオルです。効果60分までは?ですが、帽子に入れて頭を冷やしたりと使い道はあります。使い捨てで、¥88/本というのは、これだけだと1ラウンドで4-5本は欲しくなるので微妙なコスト。氷嚢と、極冷えタオルがあれば、これは無くてもいいかな。

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28℃で凍結して快適温度長時間キープする商品ですが、30度を軽く超える日にはすぐに溶けてしまい、冷却効果が感じられなくなります。凍っている間は、確かに気持ちひんやり感じられますが、溶けてしまえば首周りに重さを感じるだけの邪魔者と化してしまいます。氷結ベルトと同様、残念ながら今後の出番はなし。

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携帯扇風機の中では、この首掛け式が便利。首にかけたまま、水分補給したり、氷嚢で首筋を冷やしたりと手を動かせるのは助かります。さすがに、スイングするときは邪魔でしかありません。扇風機の効果は、気休めです。全くの無風の日にはあった方がいいぐらいで、適度に風があれば、自然の風の方が気持ちいいし、結局あまり使いません。極冷えタオルがぬるくなった時に冷やすため用が最大の用途?

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化粧水のような液体を手に取って直接お肌に塗るので、ミントの刺激による冷感は感じます。気持ちの上での熱中症対策にはなりますが、これでクールダウンできているのかは疑問。シャツにスプレーするのは間接的なので、よりダイレクトに冷感は得られるのと、塗った部分に扇風機の風を当てるとひんやり感が強まるので気持ちはいいです。獄冷えタオルと組み合わせると冷え感を強く感じられます。プレー中に塗れるのはお肌が露出している首回りと腕、足に限定されてしまうのが残念。

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スプレーすることで冷感はありますが、その部分がひんやり感じるだけでクールダウンしてくれるほどではありません。冷感はあるので、気持ちの上で熱中対策というところでしょうか。暑さを避けた気持ちになれるだけでもというなら。

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帽子に貼ると、汗を吸って熱を発散するというもの。汗は吸ってくれますが、熱を発散して帽子内温度を下げていることはあまり感じられません。結局、頭に直接氷嚢をあてた方が、はるかに冷やされた感があります。一度貼れば、繰り返し使えるのですが、汗を吸うということは、匂ってくるので、何度も何度もというわけにもいかず、その割には1枚1,000円オーバーになるのはお値段的にもということで、リピートで買うことはなさそうです。

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手も汗をかくので、この時期はグローブの中が湿ってきて不快です。それを解消するのに夏用のグローブがあります。冷感効果については、宣伝されているほどには感じませんが、吸湿速乾素材なので装着感は大きく改善されます。グリップ力は落ちているのかもしれませんが、グローブの中で手が滑らないのは大きな意味がありそうです。どうせ普通のグローブでもミスショットはするので、快適性で夏用グローブでプレーします。

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日焼け止めは、春先から使用したほうがいいものです。この時期は、追加で冷感効果もある日焼け止めにするのもいいかもしれません。冷感効果は、塗った瞬間と、ミント効果でしばらくは、風があたると少しは感じますが、いつの間にか感じなくなってしまう、その程度です。冷感効果はおまけと思って、お肌対策です。キンキンウォーターは顔には塗らないようにとなっているので、顔用はこちらということで。

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この時期にゴルフをするためのグッズを色々と試した感想です。熱中症予防の最高の対策は

1) ゴルフをしない

2) するなら、避暑地でする

3) エアコンが効いている室内のシミュレーションゴルフでプレー気分を味わう

です。それでも、いつものゴルフ場でゴルフをしたくなるのがゴルファー。その時には、できる限りの対策をしてからプレーをしましょう。本当に熱中症になってしまっては反省ではなく、後悔先に立たずです。単価で1万円するようなグッズは一つもないので、クラブを買い替える前に、まずは熱中症対策にお金をつかいましょう。