TAK_610が語る

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レッズ観戦記 番外編 Jリーグマネジメントカップ

Jで、経営マネジメント力だけはダントツの一位と思っていたが、まさかの3位転落。川崎と鹿島に抜かれるとは。

デロイトトーマツの評価視点は単なる経営分析ではなく、勝点あたり人件費等の会社経営目線だけでないところも面白い。

レッズの評価を下げているのは、新規のサポーターを獲得できていないこと。新規観戦者では最下位、新規SNSフォロワーでも下から2番目。そのせいか売上高成長率もマイナスで最下位。既存サポに支えられた売上で2位という現状にあぐらをかいてしまっているよう。スタジアム集客率は55%でしかなく新規サポーターを増やしてもまだスタジアムキャパには余裕があるのだから、サポーターを増やす活動はもっと続ける必要がある。サポーターが増えれば入場料収入、グッズ収入も増えるし、スポンサーも増やしやすくなる。親会社の支援は神戸とは違って、期待出来ないのだから、自力で成長していく経営をしなければならない。売上を増やさなければ人件費も増やせず、チーム強化もできない。

新規サポーターを獲得するには見に行きたいと思わされるサッカーをするチーム作りが第一。ACLが盛り上がるのは世界に打って出る気合いを感じるプレーをしてくれるからだし、競合にガチンコでぶつかっていく力強いゲームをしてくれる、世界基準はこれだと思えるサッカーをしてくれるから。Jでもこの迫力を感じさせるサッカーをすれば良いと思うし、これをレッズスタイルにすればいい。きれいな、美しいサッカーである必要なんてない。サッカーの原点はヒトがぶつかり合ってボールを奪い合うものなのだから。

 

https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/c-and-ip/sb/jp-sb-sportsbusiness-j-league-management-cup-2018.pdf