TAK_610が語る

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代表観戦記 番外編 W杯 20180630

決勝トーナメントが始まりました。眠れない日々がもう少し続きます。ここまでの、個人的な見解です。

日本の決勝トーナメント進出は世界的には番狂わせですが、奇跡ではありません。それに値するチームが出来上がり、それにフィットした選手がよいパフォーマンスを発揮した結果の必然です。ベテラン中心なので、長いこと代表でプレーしてきたお互いに分かり合ったメンバーなので、監督が変わっても、短期間でチームの完成度を高められたのだと思います。3戦目は決勝トーナメントに進出できれば良しの割り切った采配。トーナメントに向けたコンディション調整が優先の先発入れ替え。そして、世界から非難囂々のラスト10分の戦い方。全ては決勝トーナメント初戦で世界を驚かす為。ベルギーは隙の無い、素晴らしいチームですが、そのベルギー相手だから世界を驚かせるサッカーを期待したいと思います。

日本以外では、ドイツの敗退は考えさせられました。予選免除はチーム強化の真剣勝負の機会を奪っているだけなのでは。それがこの結果なのではと。

スーパースター中心のチームは最新のサッカーでは通用しないことも証明された大会です。レバンドフスキーのポーランド、メッシのアルゼンチン、ロナウドポルトガル。スーパースターを活かそうとするあまり、チームバランスが崩れていたように見えました。

チームの完成度ではクロアチアがピカイチ。モドリッチを中心にマンジュキッチラキティッチと強豪チームでチームの要になる仕事をしている選手が融合しているいいチーム。一次リーグを見た感じでは優勝候補の最右翼。フランス、ベルギーもスター選手がチームに適応した高いチーム完成度。ブラジルはネイマールだけでなく、コウチーニョも居るし、カゼミーロがアンカーでいい仕事をするので、個の力が積み上がるだけでもやはり強い。そして日本も世界的なスーパースターはいませんがチーム完成度はかなりのレベルに高まっていると思います。明日のベルギー戦。優勝候補相手に世界を驚かせる試合を期待しています。ガンバれ日本。