ミシャ相手にいいところなし。やりたい放題やられて何もできず。
中盤も、サイドも支配され、いいようにボールを回され、最終ラインはあっさり突破されて、優勝を狙っているチームには全く見えませんでした。
2トップにしたことで中盤のスペースがスカスカ。エヴェルトンはそもそも守備の選手ではなさそうだし、1人であのスペースをカバーするのは無理。柏木か長澤のどちらかが低めに構えるダブルボランチにするか、サイドが高めに構えるならトリプルボランチでもいい。2トップは横並びでなく、縦関係にして、中盤とのスペースバランスをとるべき。そうなると、興梠と組むのはやはり武藤。直輝もプレースタイルとしてその役はできそうなのだが。
左サイドの山中からの攻撃は効果的な戦術になりそうだが、その時に右サイドまで高いポジションを取ろうとするのでスペースが空いてしまう。クロスの精度、ドリブルにやや難はあるが守備では堅い橋岡の方がバランスは良さそう。橋岡が右サイドで低めに構えれば、3バックは左にスライドできるので、サイドを破られるリスクも減る。
札幌はミシャスタイルが見事なまでに浸透していいチームになっていることは讃えたい。そして鈴木武蔵が開花してきたことは代表にとっても嬉しいこと。今月のテストマッチでフィットするか見てみたいキレでした。
レッズの次戦はACL。ターンオーバーでメンバーをどこまで変えて、試してくるのか。オリヴェイラの修正力が見ものです。
【J1採点&寸評】浦和0-2札幌|2ゴールの鈴木武蔵が文句なしのMOM!浦和はマウリシオ、杉本を厳しく評価 | サッカーダイジェストWeb^_^