写真の管理、ちょっとした修正はPCの重要な用途の一つ。長年Picasaで写真管理をしていましたが。Google Photoに移行して性質が変わってしまい、今回の買い替えを機に、写真関連ソフトを入れ替えようといくつものソフトを試用中。それぞれのソフトについての感想です。有償で高額なPhotoshopやLightroomは最初から想定外。そこまでの機能を求めるほどではなく、できるだけ低コストでという考えです。気になったソフトはスクリーンショットを挿入します。
1. Photoscape: 写真管理ソフトは色々と試行錯誤。現時点での1押しがこれ。ファイルフォルダーをそのまま見に行けるので、写真データ管理、チェックが簡単。写真の取り込みがないので、SSDの容量を心配する必要もなく、初めて使う時に取り込みまで延々待たされることもない。その代わり毎回起動時に、少し時間がかかる。修正メニューも豊富で微調整はできないが、これだけで、写真管理でやりたいことは大体できる。これで完全なフリーソフトというところが味噌。
2. Photoshop express: 写真のちょっとした修正なら無償のこれで十分。Photoshopは名ばかりで、細かい修正はできないけど、プロではないのでそこまでするニーズもない。露出や色加減の修正、トリミングが主な修正なら、操作も簡単で使い勝手はいい。角度補正が簡単にできるのも評価ポイント。
3. Irfan view: Viewerとしては軽くてよいが、データ管理機能はない。フォルダー内画像の閲覧機能もない。修正機能もあるが、それは上の２つの使い勝手のほうが良いので、あえてこれを使う理由もなさそう。
4. Zone Photostudio18: Photoscapeと迷っているのがこれ。フォルダーを見に行けるのは一緒。データ管理と、写真修正の操作が一画面上で行き来できて操作しやすいのはこっち。基本は有償でサブスクなので、無償でできることには制限がある。これをサブスクするならLightroomよりは少しリーズナブルだけどぐらいで、買い切りのLuminarが選択肢として有力になる。
5. Photo Express Viewer: データ管理ができるViewer。フォルダーを切り替えたときに、並び替え処理をしていて若干の時間がかかる。修正機能はなく、修正ソフトへリンクさせることになっているが、Webベース修正のものはリンク対象にならない。有償で支払うだけのものは感じられない。
6．Tiat: 評判倒れ。まず、フォルダーを読み込まなければいけない。その代わり、読み込んだ後は早くなるが、写真を増やすたびにsyncが必要なのがひと手間。修正はできないし、修正ソフトに直接リンクできない。
7. GIMP: すごすぎる。ここまでできるなら、高いPHOTOSHOPを買わなければならない理由がほとんどなくなる。PHOTOSHOPでしかできないこともあるのだろうけど、そこまでの修正作業をすることがないので、何が足りないのかもよくわからない。これがフリーソフトというのが驚き。ただ、ここまで細かく修正するニーズがないので、これを導入する必要性は残念ながら今はない。
8. Luminar AI: 最初から有償ソフトを探すなら、これは最有力。トライアルで使ってみているが、写真修正がAIというのは大げさなはがするものの、簡単な操作でかなりの修正ができてしまう。素人向けにはいいソフト。写真データ管理も、フォルダーをさっと読みこんで閲覧表示も早い。Viewerとしてはちょっと重めで、写真をスライドのように見るのは厳しい。Exif情報の表示もないのが残念。これだけの機能があって、一回で買い切りというのは十分に選択肢に入る。アップグレード版が出るたびに追加購入したくなるのだろうし、合成写真の背景になるテンプレートが有償なのが、このソフトのポイントなのでしょう。起動はやや時間がかかるものの想像していたより軽快なので、まじめに悩み始めています。
9. Windowsフォト: 全てで中途半端。写真の管理から、簡単な修正まで標準のこれだけでできるので、写真へのこだわりが少なく、データ量も少なければ標準のこのソフトで事足りるかもしれませんが、さすがに物足りない。少しお金をかけてでも、もう少し見やすい環境にしたいし、もう少しちゃんとした修正もしたいと、ちょっと写真に入れ込めば思うようになります。
