TAK_610が語る

サッカー、旅、食べ物、モノなどなど、いろいろ語ります

レッズ観戦記 20210407 vs エスパルス

2連勝!いい方向に向かい始めて結果も出てきていますが、まだまだ課題もあるのが感じられた試合。

エスパルスがブロックを形成して守備を固めてきたので、攻めあぐねて、ボールがブロックの外でゆっくり回っている時間が長い、見ていて眠くなる時間があった試合。守備ブロックで守りを固める相手をどう崩すのかは長年の課題ですが、リカ将レッズも、まだそこまでは改善しきれていません。

移籍ウィンドウが閉まり、駆け込みはユンカーだけとなりましたが、今シーズンの補強をここまでの活躍から評価したいと思います。

総合的には、DF層が薄いままなのが不安です。この試合も控えのDFがユースの工藤。FWも、シーズン直前にレオが退団、代わりが、駆け込みでチーム合流は早くて5月、シーズンの3分の1を消化してしまったタイミングになります。中盤の層の厚さと対照的でフロントの補強戦略は?が残ります。

◎は秋本。左サイドバック(さすがにパッとしませんでしたが)までできるユーティリティの高さと、フィジカルの強さ、90分間走り回れるスタミナ、ボールを引き出すポジショニング。期待を大きく上回る選手です。

小泉も◎。体格が小さくフィジカルに不安があるので、最前線は厳しいですが、少し引き気味にポジションフリーで配球するゲームメークは、あんなことで放出せざるを得なかった柏木の代わりとして機能しています。

西も◎。ケガで出遅れましたが、復帰してすぐに結果を出せるだけのことはあります。西の復帰で、右サイドの安定感がグッと増しました。

伊藤敦は〇。ボランチは、阿部、柴戸、金子と競争も激しい中で、試合に出て結果も残しているのは期待を上回る活躍。阿部タイプのように見えますが、長谷部のような選手に成長できるか期待してみていきたいと思います。

金子は△。阿部、伊藤敦、柴戸についでの4番手ボランチでは、ダブルボランチでも出場機会は限られ、アンカーシステムになると出番が無くなってしまう可能性も。

田中達は今のところはX。浦和サポにとっては伝説的な名前だけに名前負けしてしまってかわいそうですが、起用された試合でもパッとせず、関根のような気迫も感じられずでこのままだと苦しいかも。

大久保は期待を込めて△。個で打開するプレーが求められる場面では活きそうだが、今のチームで求められるプレースタイルにはまるのかがよく分からない。

高卒、ユース上がりの藤原と福島は成長期待株で、今期の戦力としての補強ではないのかなと。彩艶は大期待ですが、普通のチームなら起用されるのでしょうが、西川を超えるのは簡単ではないので、まずは、カップ戦、エリートリーグで結果を積み重ねてもらいたいと思います。

 

【J1採点&寸評】清水0-2浦和|先制点&安定した守備の岩波がMOM。アンカー柴戸は黒子的な働きが光る | サッカーダイジェストWeb

youtu.be